熊本県 菊池市 (くまもとけん   きくちし)

菊池掛け干し清流米 10kg st-p

炊飯器を開けたら、炊きあがりでふっくらとしたつやつやの湯気を立てている白いごはん。 そのまま食べても甘みのあるごはんです。お塩を少し振りかけてもごはんが進みます。 冷めてもつやつやのごはんはおにぎりに最適です。 九州の熊本県阿蘇山の外輪山ふもと、熊本県菊池市で(栽培期間中)完全農薬不使用、堆肥や貝殻石灰、ヘアリーベッチでの緑肥などでの土づくり、(栽培期間中)化学肥料不使用、掛け干しで米づくりをしています。 ■産地 菊池市産 ■名称 精米 ■品種 にこまる ■産年 令和5年産 ■使用割合 単一原料米 ※種子の購入記録及び生産記録による確認 ■精米年月日 別途商品ラベルに記載 ■検査 未検査米 ■保存方法 高温・多湿・直射日光を避け、涼しい場所に保管してください。 ■その他(注意事項) ※玄米から白米に精米してお届けしていますので、商品到着後はお早めにお召し上がりください。 ■返礼品提供事業者 原川農園

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容量
菊池 掛け干し 清流米:10kg

工夫やこだわり

【 1.栽培期間中農薬不使用 】
栽培期間中は一切農薬を使いません。農薬は稲の生育を脅かす①雑草②病気③害虫に対して使用されます。
①雑草はタニシ(ここではジャンボタニシではなく、マルタニシ)が食べてくれますので、除草剤が必要ありません。タニシは夏は田んぼの水の中で、冬は土の中で冬眠します。
②病気はイモチ病です。これには消石灰を散布します。消石灰は水に溶けると強アルカリ性となり強い殺菌作用を示します。夏の夕方稲の葉っぱについた露に消石灰を散布することで強アルカリがイモチ病を退治します。
③害虫はウンカです。台風とともにやってくるウンカを農薬以外で退治する方法はまだ発見できていません。ウンカは稲の根元に巣食っていますので、消石灰を稲の根本に吹き付けることでウンカからの害を防いでいます。

【 2.掛け干し(天日干し) 】
実りの秋を迎えた頃、結束機付きの稲刈り機(バインダー)で刈り取ると同時に、竹で組んだ竿に稲を掛け干しします。掛け干し期間はおよそ3~4週間、晴れの日が多ければ短く、雨の日があると長くなります。水分度計で計測し、含水率14~15%が目標です。乾きが悪いと後でカビが生えてしまいます。掛け干しで逆さになった稲藁や葉っぱからうま味成分が米粒の中に降りてきて凝縮されて甘いお米になります。

【 3.清流で育つ稲 】
日本の名水百選に選ばれた菊池渓谷の清流と、迫川からの清流を使っています。菊池渓谷からの清流は、江戸時代に造営された「原井手(はるいで)」と呼ばれる水路によって、直接田んぼまで台地の尾根をつたって運ばれてきます。この水路は九州唯一の「井手下り」として、菊池市の新アトラクション「IDEBENTURE(イデベンチャー)」の舞台となっています。

【 4.米つくりは、土つくり 】
農業は結局は土つくりです。当農園では有機肥料しか使いません。掛け干しが終わった田んぼに残った稲わらを裁断し、牛糞堆肥、発酵鶏糞、苦土石灰を鍬き込みます。
当農園では栽培期間中、一切の化学肥料を使いません。プラスティックごみの問題と関係のある遅効性の化学肥料なども使いません。
7月の分株期や8月の出穂期前に、追肥として発酵鶏糞やぼかしを手作業で田んぼの中に散布していきます。夏の暑い中、朝早くか夕方でも、かなり労力のかかる作業となります。

工夫やこだわり

▼ お米のできるまで
・5月末:種まき
・育苗(3~4週間ほど)
・6月末:田植え(田植え機)
・7月末から8月初め:追肥
・8月末:出穂
実りの秋
・10月初め:刈り取り
・11月初めまで:掛け干し(およそ3週間から1か月)
・11月初め:脱穀(稲から米粒(籾)を分離)
・11月初め:もみ摺り(籾から玄米へ)
その後、玄米を冷蔵保存します。

※ 玄米を食べる人にも安心です。
栽培期間中農薬・化学肥料不使用ですので玄米食の人には胚芽に溜まりやすい と言われる農薬や化学成分の心配をする必要がありません。

※ お米の炊き方(一例です)
・白米は洗米後2時間、ザルに上げておきます。炊飯モードは早炊き、水は少なめにします。炊きあがったら、鍋の中でシャモジでごはんを返して水分を飛ばします。

関わっている人

江戸時代に造営された「原井手(はるいで)」は、地域住民が総出で5月と7月に井手を覆う草竹を刈り払いします。住民の力がないと田舎の風景は保持できません。
5月の種まきは家族総出で、10月の刈り取りと掛け干し作業には、東京からかつての職場の先輩や友人が4泊5日で手伝いに来てくれます。菊池掛け干し清流米はみんなの協力のもとで生産しています。

環境

菊池水源近くの青葉堰から取り入れた清流は、台地の尾根を流れる原井手を伝って、たんぼまで流れてきます。栽培期間中農薬不使用の田んぼには、タニシ・カエル・源氏、たまにヘビやしらさぎなどの生き物がたくさんやって来ます。

時期

東京で就職しましたが、40歳のときに熊本へUターンしました。父母が残したたんぼで、栽培期間中農薬・化学肥料不使用、掛け干し、有機肥料で米つくりをしています。

お礼の品に対する想い

毎年同じではない天候や気温、さらに毎年同じ状態ではない土壌(稲が土の養分を吸収するため)です。毎年、試行錯誤して米を様子をみながらの米つくりです。

ふるさと納税でやりたい事や生まれた変化

寄付者の方々から「おいしかった」との言葉を聞くと嬉しくなります。今後もふるさとの景観を守るためにも、持続する米つくりを目指して行きます。

菊池市の関連お礼の品

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