S175-003_珈琲専用石臼
20年以上の職人技と研究の結晶がこの珈琲専用石臼です。 【こだわりの設計 – 粉の均一性を極める】 一般的な珈琲ミルでは、刃の回転速度や熱によって豆の挽き具合にバラつきが生じることがあります。しかし、この石臼は、珈琲豆を段階的に砕きながら、均一な微粉を生み出す仕組みになっています。 ・ 適した供給量を実現する投入口 上臼の上部に設けた穴の位置は、ギリギリ中心に近い絶妙なポイント。この配置により、石臼内部の作業距離を確保しながら、均一な粉砕を可能にします。穴の直径も、豆の種類や粒の大小に配慮しながら設計。大きすぎると粗挽きになり、小さすぎると無駄な回転が増えてしまうため、バランスを追求しています。 ・粉の排出位置も、挽きの精度に関わる重要ポイント 石臼全体から粉が出ているように見えますが、実は排出されるのは上臼の特定の位置からのみ。ハンドルの回転によって圧力が変化するため、粉が最もスムーズに押し出される角度(ハンドルから左回しで45度~90度の範囲)に穴を配置しています。 【微細な粉を生む「ふくみ」の技術】 石臼の摺り合わせ面は、全面が接触しているわけではなく、中心に向かってわずかに広がる「ふくみ」と呼ばれる空間を設計。この空間があることで、珈琲豆は段階的に細かく砕かれ、理想的な粒度の珈琲粉が生まれます。 【飛び散りを防ぐ、職人の工夫】 珈琲豆を挽く際、細かな粉が周囲に飛び散ることがよくあります。この石臼では、すり合わせ面を適切に掘り下げ、粉受けの外周より低く設計することで、飛び散りをほぼゼロに。細かい部分まで考え抜かれた構造だからこそ、使いやすさと仕上がりの美しさを両立しています。 電動ミルでは再現できない、石臼でゆっくり挽くことで味と香りが引きたち、コーヒー本来の美味しさをよりお楽しみいただけます。 【使い方】 挽きたい量のコーヒー豆を上部の穴に投入してください。挽き終わりは豆の割れる手応えが無くなって、さらに2~3回転させると、石臼の音が変わって来ます。そこで終了して下さい。挽いた粉は専用の刷毛が自動で回収し、容器へスムーズに落ちる設計になっています。 【お手入れ】 最後まで挽いてしますと、残るのは数グラム程度なので、その都度の掃除(水洗い)は必要ありません。1日1回使っていただくと内部の粉は入れ替わります。
- 容量
- 珈琲専用石臼×1 【原材料】 黒御影石(ハンドル:桜材) 【サイズ】 下臼の直径=24.0cm 上臼の直径=21.0cm 取って棒取り付け時回転のための設置必要直径=32.0cm以上 上臼=9.5kg 下臼=10.5kg 全体=20.0kg 約21cm (取って棒取り付け時を除く) 【生産地】 熊本県天草市 【注意事項】 ※回す速度は、慣れてしまうと速くなる方が多いので、ゆっくり丁寧に回す事を心掛けて下さい。(回転が速くなると「挽きが粗くなる」傾向があり、また粉が下臼の受け溝から飛び出してテーブル上に飛び散る事があります。) ※石臼を移動させる場合は、上と下の臼を別々に扱ってください。重ねた状態は重くなり危険です。 ※画像はイメージです。 ※配送日の指定はできません。 ※天候や自然災害、配送状況などの影響により、発送が遅れる場合があります。 ※ご寄附者様の都合により返礼品を受け取れなかった場合、または受け取りまでに時間がかかった場合の再配送は致しかねます。 ※長期でのご不在や住所の変更は、配送予定の3週間前までにご連絡ください。出荷準備に入りますと配送時期や住所の変更は出来かねます。 ※転送される場合は、直接配送業者へご連絡ください。送り状記載のお届け先から転送先までの送料を着払いにてご負担いただきます。予めご了承ください。