農福連携の取り組みから産まれた小国のゆめ

小国郷に住む障がいを持った方々の中には、地域の中に居場所がないと感じている方がいます。農業と福祉の連携事業として、町の耕作放棄地を借り上げ、熊本県で開発された大豆の新品種「すずかれん」を栽培し始めました。すずかれんは加工品の製造に向いており、地元の豆腐作りのプロ・宮嵜修さんに指導を受けて、商品の製造に取り組む事になりました。

大豆の栽培・収穫から豆腐の加工までを自分たちの手で一貫して行う事で、1丁ずつ心を込めて作っています。「国産」「産地がはっきり分かる」「安心安全」へのこだわりが強く、加工品の製造には添加物の使用は行いません。

原料の大豆「すずかれん」は、粗蛋白質が通常の品種より高い事が特徴です。また脂質や糖質のほかビタミン、ミネラルなど栄養素を豊富に含む一方、低コレステロールであることが特徴です。事業を始めて5年間試行錯誤を繰り返し、無添加で素材の味をふんだんに活かした希少大豆の濃厚な味わい深い豆腐が出来上がりました。

すべての工程を人の手で行い、販売までも自分たちが行うことで、障がいを持つ人たちが地域社会に積極的に参加できています。小国で育て、それらの加工品を作る事で、それが仕事となり、生きがいとなるように・・・私たちのゆめは、障がいを持つ人たちが地域社会の中で自立して生きていく事。「小国のゆめ」は私たちのゆめなのです。

思いやり型返礼品（支援型）

「社会福祉法人 小国町社会福祉協議会 サポートセンター悠愛」への「思いやり型返礼品（支援型）」になります。

「障がいをもつ人たちが、地域社会のなかで自立して生きていくこと。そのゆめをかなえるため、大豆を育て、豆腐をつくる。」ことを運営理念とする「大豆工房　小国のゆめ」において、農業と福祉、障がい者と地域、大豆の生産者と豆腐の消費者、地域の伝統と未来をつなぎながら、障がいを持つ方々が、自立への道を歩んでいます。

こちらの返礼品にご寄附をいただく事で、上記事業の継続的な運営並びに、自らの能力を活かして働く方々に、対価と作る喜びをお届けできます。

「返礼品を選ぶことでできる社会貢献」に何卒ご協力をお願い致します。