百足塚古墳の「毛を逆立てた鳥形埴輪」3Dプリンター(10分の1サイズ)【GCF17】
最新鋭の3D技術により、現代に甦る「毛を逆立てた鳥形埴輪」3Dプリントの埴輪レプリカ。 この埴輪は、鶏冠(とさか)や肉髯(にくぜん)などがあることから雄鶏と考えられます。 首に一周している粘土板は興奮して毛を逆立てている様子を表していると見られます。 鶏は身体側に向かって毛が膨らみますが、この埴輪は顔側に向かって毛が膨らんでいます。 このことから、実際に鶏を見てこの埴輪を作ったわけではないようです。 古墳時代の出土品には鶏を表現したものが時折見つかりますが、毛を逆立てている表現がされているものはあまり見られず珍しい表現となります。 【提供元】新富町役場(新富町教育委員会生涯学習課) 【製造元】株式会社 日南 【出荷元】一般財団法人 こゆ地域づくり推進機構
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- 容量
- ◆3Dレプリカ 1体 タテ(高さ):5.3cm ヨコ(幅):2.5cm 奥行き:6.8cm ※記載の寸法は、おおよその目安としてご参照ください ※実物では、若干の誤差が生じることがございます。あらかじめご了承ください
3Dプリンターの製作について
新富町はこのたびのクラウドファンディング事業の取組みの一環として[株式会社日南様]さまと連携し、6種類の埴輪について3Dプリンターを製作しました
3Dプリンター製作工程

生涯学習課の文化財担当の立ち合いのもと、埴輪を計測。
ハンディスキャナを使って、多角的に画像を読み取ります。
※画像はイメージです

読み取ったデータはその場で統合でき、
3Dデータが即座に出来上がります。

表面のテクスチャーの補正や形状の細かい修正を行い、
3Dプリントに適したデータを作成します。

細部の造形や色調が再現された3Dプリントモデルが
造形されます。
※画像はイメージです
百足塚古墳の埴輪のうち7点について、3D計測のうえ、3Dプリンターでモデルを製作。
株式会社日南様は、開発総合支援企業として国内でのプロトタイプ製作やモデル制作を手掛けており、今回の新富町の取組みに参画し、データ計測、3Dプリンターでの製作をすべて請け負っています。
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