鹿児島県 錦江町 (かごしまけん   きんこうちょう)

No.1360 鹿児島名産品で染めた帆布バッグ(中)《A:肉桂(ニッケ)》《B:さつま芋》《C:ハゼノキ》

しっかりとした帆布で丈夫なバッグを作りました。 マチが広く見た目以上にたくさん荷物が入ります。 グラデーションで草木染めならではの優しい印象をお楽しみいただけます。 【中サイズ】 size:縦 18cm×横27cm 奥行13cm・持ち手22㎝ ちょっとしたお買い物やお散歩に便利です。 500mlのペットボトルがちょうど入るくらいの大きさです。 鹿児島の名産品で染めた色(A~C)から1色お選びください。 【color variation】 A:肉桂(柔らかな桃色) 鹿児島では肉桂のことを「けせん」という愛称で親しまれています。 けせんの葉で草団子を包んだ「けせん団子」と呼ばれる銘菓もあり昔から人々に愛されてきた植物です。 今回はそのけせん団子をつくる工程で破棄されるけせんの枝葉を使って染めました。  花言葉:純潔  誕生花:8/27 B:さつま芋(落ち着いたカーキ色) 焼酎用のさつま芋を収穫後、堆肥となるさつま芋の葛を使って染めました。 染料をつくっていると、焼き芋の甘い香りがします。  花言葉:乙女の純情、幸運  誕生花:10/13 C:ハゼノキ(鮮やかな黄色) ハゼノキは江戸時代に大隅半島に伝わり、和蝋燭や鬢付け油の原料として文化や人々の生活を支えましたが、石油蝋や電気の普及によりその姿を消していきました。 今回はハゼノキを大隅半島に復活させようと取り組んでいる「ハゼノキの里帰りプロジェクト」で頂いたハゼノキチップで染めています。  花言葉:真心  誕生花:11/16、11/17、11/19   ーーーーーーーーーーーーーーーー ※お取り扱い上の注意※ 藍染め、草木染め製品は洗濯を繰り返すたびに薄く色が変化し素朴な風合いになります。 以下の点に注意しお取扱いください。 1,洗濯や摩擦により色落ちします。 洗濯、濡れたままの放置はお避け下さい。 2.光により変色しますので直射日光を避け陰干しをしてください。  保管の際も光を避けてください。 ※ヤマト運輸のネコポス便(ポスト投函)でのお届けとなるので日付・時間指定はお受けできません。 提供:tuzu. https://010lume.wixsite.com/natural-dye-tuzu

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容量
数量:帆布バッグ(中サイズ) ×1 サイズ:縦 18cm×横27cm 奥行13cm・持ち手22㎝

「tuzu.」ホームページへ

草木染めのぬくもりを。「tuzu.」

「ここにしかないものを染めていきたい」。

そうおっしゃるのは、錦江町の地域おこし協力隊として活動する吉屋和鼓(つづみ)さんです。

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錦江町の隣の鹿屋市出身で、高校まで地元で暮らしていた吉屋さん。
高校卒業後は上京して企業に勤めながら、服飾・ファッションの専門学校である文化服飾学院に通われていました。

専門学校では藍染めや紅茶染めのワンピースを製作したり、いつか染め物をやりたいという思いがあったとおっしゃいます。
卒業後はアパレルブランドに就職し、後に店長として勤務。「(就職先は)日本のブランドで藍染めの商品を売ってて。すごく藍染めが好きになった」と、染め物に対する気持ちがふつふつと湧いてきたそうです。

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染め物をもっと勉強したいと思う一方で、店長として数字を追い求めることも強いられる日々。「仕事人間になってしまって本当に死んでた」とおっしゃるほど精神的に追い詰められていた時に、コロナの波も押し寄せてきました。
「もう実家帰りたいな~って思ったけどなかなかコロナで帰れなくて。だったらもう拠点を鹿児島に移しちゃおうかなって」。

鹿児島県内で染め物の工房や会社に就職することも考えたそうですが、自分でお店をつくってみたいという気持ちもあり、2021年の春に錦江町の地域おこし協力隊として移住、着任されました。

着任してからは様々な花、植物を集めて、染まり具合をとにかく実験してみていた吉屋さん。お茶や向日葵、セイタカアワダチソウなど、それぞれ独特な草花の色に染まります。

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2022年に入ってからは、ご自身のブランド「tuzu.」を立ち上げ、オンラインショップも開設されました。その後マスクやドレスをデザインからパターン、縫製、染めまで一から製作されたりと、怒涛の日々を送りつつ様々なことに挑戦されています。

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今後やってみたいことを伺うと、「染め替えかなぁ。例えばお気に入りのワンピースがあるけど、しみがついちゃってっていうのを染め直ししてみたい」とおっしゃいます。
活動拠点となっている旧神川中学校の家庭科室には、染め替えをしてほしいと依頼される方もいらっしゃるそうです。

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また、一般的に染め物作家さんは染めの材料を仕入れていますが、ここ錦江町には草花や果樹など染める材料は有り余るほど。
「『これ捨てますか?じゃあもらっていいですか?』みたいな。町の特産品で染めたものとかはお土産になるし、(町内にある)ブドウパフェを食べ終わった後のブドウの皮とかでも染めてみたい」と、もっと町に入り込んで色んなものを染めてみたいと意気込んでいらっしゃいます。

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サスティナブルな商品が広まっている昨今ですが、吉屋さん自身は「実はエコとかサスティナブルなものとかはあまり意識していなくて、自分の作品を通して人の気持ちがちょっと温かくなるくらいでいいかなと思ってる」とおっしゃる吉屋さん。

「ただ純粋に自然の色を楽しんでもらえたら」。
そんな飾らない吉屋さんの染め物は、錦江町の木や草花で染めた、季節を感じる作品です。
本土最南端で大自然に生い立つ草花たちの「ぬくもり」を、ぜひ手に取って感じてみてください。

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