鹿児島県 龍郷町 (かごしまけん   たつごうちょう)

【世界自然遺産登録記念】奄美黒糖焼酎 住の江 30年貯蔵

【世界自然遺産登録について・龍郷町長 竹田 泰典】 この度「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島」が世界自然遺産に登録されることが決定されました。新型コロナウイルス感染症など暗いニュースが多い中、今回の登録は希望の光となり、非常に感慨深いものがあります。 「奄美大島の宝」は「世界の宝」として新たな船出を迎えました。次世代に受け継ぐべき価値ある自然環境への影響を最小限に抑えるため、私たちシマンチュが「希少な動植物を採取しない」「山や川、海の水を汚さない」「外来種を侵入させない」などのマナーを徹底し、足元の宝を未来永劫にわたり紡いでいくことを誓います。

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容量
住の江 30年貯蔵 750ml

石原酒造から町田酒造へ

奄美大島中央の山深く緑豊かな里、住用村(現・奄美市住用町)。
奄美最大の住用川が流れ込むマングローブのほとりに、石原酒造はありました。女性杜氏の石原タカにより営まれていた酒蔵です。

確かな記録が残るのは、一九五六年九月の、日本政府による酒造免許交付。奄美群島の日本復帰から、わずか三年後でした。戦中戦後の混乱を乗り越え、焼酎造りを継続した石原酒造。現存する写真からは、限られた人数で、地域のために造り続けていたことが伺い知れます。当時の数少ない記録や写真から垣間見えるのは、石原酒造は「甕仕込み」そして「直火蒸留」で酒を醸していたということです。現在の主流であり、酒に雑味が出にくい「間接加熱蒸留」に対して、当時の蒸留手法は全くの「直火」。強烈な香ばしさが感じられる酒だったと考えられます。

石原酒造は当時も「住の江」という銘柄を持っていたものの、製造した酒は共同瓶詰所(かつて奄美大島に存在した奄美第一食糧)へ納めることがほとんどでした。住用の地で奮闘を見せた石原酒造でしたが、昭和の終わりには共同瓶詰が終焉を迎え、同時に後継者不在の問題に直面しました。この時、後継を申し出たのが、町田酒造の創業者・町田實孝でした。實孝は、受け継いだ酒蔵を現所在地である龍郷町大勝へ移転。小さな家族経営の酒蔵は、近代的な設備と大きな生産能力を備えた酒蔵へと生まれ変わりました。その後、町田酒造による「里の曙」ブランドは急成長を遂げ、奄美大島のみならず、全国の市場へと流通し、奄美黒糖焼酎を全国へ広く知らせる存在となりました。

この間、わずかながら町田酒造へ受け継がれ、ひっそりと時を紡いでいた酒、それが「住の江」です。

石原酒造が、そしてそこで醸された住の江が受け継がれ、今年で三十二年。永い時はその酒の荒々しさを削り取り、円く熟した、しかし新鮮な味わいを形づくりました。

口に含むと拡がるのは、サトウキビを思わせる青草のような香り。三十余年の歳月を思わせない、新鮮な印象を与えます。大地を思わせる重厚な口当たりが舌を包み、余韻は長く甘く、稀の酒と呼ぶにふさわしい、何層にも重なる奥深き味わいです。

この酒のボトルを飾るのは、奄美をこよなく愛した画家、田中一村の「奄美の海に蘇鉄とアダン」。奄美での生活から一時帰郷していた一村が、千葉県で描き上げた作品です。一村作品の中でもとりわけ明るく、生き生きとした描写は、歳月を経ても燦然と輝く住の江の味わいと交差します。化粧箱には、白くシンプルなボックスを採用することで、凛とした住の江の佇まいを演出。さらに、封緘する帯紙にシリアルナンバーを付し、ひとつひとつのボトルを際立てました。ご購入いただいた後も、永く、少しずつ、じっくりと味わっていただきたい一本です。

■注意事項/その他
※お酒は二十歳になってから。
※お酒は楽しく適量を。
※飲酒運転は法律で禁止されています。
※妊娠中や授乳中の飲酒はお控えください。
※商品到着後すぐ、現物の確認をお願いいたします。
※生産・天候・交通等の事情によりお届けが遅れる場合があります。
※画像はイメージです。

提供元:町田酒造(株)

【龍郷町】世界自然遺産登録記念のお礼品をご紹介!

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