ラフテーそば(8食)三枚肉 生麺 特製スープ付き|沖縄そば【宮良そば】
昭和61年創業の宮良そばは、沖縄本島で八重山そばが食べられる数少ないお店です。 『安心・安全な食の提供』と『八重山・沖縄そばで食文化を発信』を目指し、県産国産食材を中心としたおそばを提供しております。 麺は店主が何か月にも渡って改良を重ね、特別にブレンドした当店のオリジナル生麺。 スープは豚、鰹、昆布、野菜を使用して、コクがあるのにサッパリとした味わいです。 コラーゲンたっぷりの皮付き豚バラ肉をトロトロに煮込んだラフテーとおそばの相性は抜群です! 【原材料名】 麺:小麦、塩/かんすい スープ:エキス類(豚骨、鶏がら、キャベツ、豚肉、人参、玉ねぎ、鰹節、昆布)そばだし(食塩、ポークエキス、<大豆、乳製品含む>砂糖、鰹節)塩、三温糖、/調味料<アミノ酸等> ラフテー:豚肉、しょうゆ、三温糖、泡盛 ■返礼品の問い合わせ先 宮良そば 浦添店 TEL:098-876-7082

浦添の人気店がお届け。三枚肉が乗った「ラフテーそば」

沖縄旅行では欠かせないご当地グルメの一つが、沖縄そば。沖縄に住む人々にとって頻繁に食べる麺料理であり、誰でも心に「マイそば屋」の一軒を持っていると言っても過言ではありません。それほど深く日常に根付いている沖縄そばですが、実はいくつかのジャンルに分かれていることをご存じでしょうか。
ジャンル分けの方法はスープや麺などいくつかありますが、今回のお礼の品は「ラフテーそば」。ラフテーとは、皮付きの豚バラ肉をやわらかく甘辛く煮込んだもの。浦添市の名店「宮良そば」からお届けする「ラフテーそば」をご紹介します。
連日満員!子どもから大人まで愛される大人気店

「宮良そば」があるのは、沖縄の那覇市に隣接する浦添市。国道沿いというアクセスの良さから大きな駐車場を完備していますが、昼時は常に満車になるほどの人気店です。

古民家風の店内も広々。子どもからお年寄りにまで愛されている証しでもあるのでしょう、テーブル席から座敷席、カウンター席と、座席の種類も豊富です。一人でも大家族でも受け入れる懐の深ささえ感じます。

この人気店を切り盛りするのは、宮良信介(みやらしんすけ)さん。おじいさまが八重山諸島の石垣島出身で、沖縄本島内に「八重山そば」を広めるため、1986(昭和61)年にご家族でお店を始めました。

「八重山そば」とは沖縄そばのジャンルの一つ。麺の上に豚の赤身の煮付けを細切りにしたものと、細切りのかまぼこが乗っており、麺の形状が丸いのも特徴なのだとか。「オープン当時は、八重山そばというものが沖縄本島ではあまり知られていませんでした。徐々に口コミで広まって、お客さんが増えていったようです」と宮良さん。
そんな八重山そばの名店「宮良そば」で大人気のメニューが、「ラフテーそば」。お店では「沖縄そば」の名で提供されています。宮良そばでは製麺所に特別注文して、オリジナルの生麺を作っていて、歯ごたえの良さとコシ、もちもちとした食感を併せ持っているのが特徴です。ラフテーそばの麺は丸みを帯びた平麺。スルスルと口に入りながらも、スープを上手にまとった麺は、噛めば噛むほど豊かな味わいをもたらしてくれます。
豚骨ベースのあっさり、さっぱりスープ

食感のよい麺の大切な相棒は、こだわりのスープ。豚骨をメインに鶏ガラ、野菜、昆布、鰹節などを、優しくコトコトと、白濁するまで5、6時間に渡って炊き続けます。
色味を見る限り、豚骨ラーメンのスープのように強い味かと思いきや、驚くほどあっさり、さっぱり。ゆっくり優しく煮ることで旨みをしっかり抽出し、奥行きがありながらも優しい味わいを作り出しているのです。
調味料は泡盛、醤油、三温糖のみ。トロトロ食感のラフテー

もう一つ、忘れてはならないのがトッピングのラフテー。皮つきの豚バラの煮付けで、沖縄では「三枚肉」と呼ばれています。見るからに厚くてボリュームがありますが、柔らかく煮られているので、がぶりと噛んでも大丈夫。皮ごと使われているのでコラーゲンたっぷりで、トロトロの食感が楽しめます。

醤油と三温糖、泡盛というシンプルな調味料だけで味付けされたラフテーは、甘辛くてコクがあって、ご飯のお供にもなりそうなほどですが、まずはそばに入れてみてください。スープに入れると甘味がじんわり溶けだし、さらに深い味わいになるはずです。

シンプルだからこそ、手を抜かない
麺、スープ、具材が一体となって完成する、「宮良そば」のラフテーそば。シンプルな料理ですが、だからこそ手間暇をかけ、一つ一つのクオリティーを高めることに労力を惜しみません。ネギや紅ショウガ、七味などをお好みでかけて、熱々のうちに、ぜひスープまで召し上がってみてください。

沖縄支部(沖縄県浦添市担当) / 仲濱 淳(なかはま じゅん)
生まれも育ちも埼玉県。東京でテレビ制作会社、出版・イベント会社へ勤務するかたわら、海ナシ県で育ったせいか海への憧れが以上に強く沖縄病に罹患。沖縄の観光系企業への転職を機に13年前に移住し、Webマガジン、情報誌の編集を経て、フリーランスに。うちなーんちゅの夫と娘とともに、海がかろうじて見える那覇に住んでいます。
那覇市のお隣浦添市は、都市部にある便利な街ながら適度に自然が残り、住みやすさは沖縄一かもしれません。