穫れたて！夏ならではのマンゴー2種を食べ比べ

7〜9月、沖縄は一年で最も果物がおいしい時期を迎え、さまざまな南国フルーツを楽しむことができますが、なかでも特別なのは「マンゴー」。県民にとっても夏だけのお楽しみであるマンゴーは、この時期にしか味わえない、夏の訪れを感じさせてくれる味。今回ご紹介する返礼品は、「完熟アップルマンゴー」と緑色の希少品種「キーツマンゴー」の2種類をセットでお届けします。アップルマンゴーは、アーウィン種と呼ばれる品種で、鮮やかな赤色の皮と、オレンジ色の柔らかな果肉、そして濃厚な甘味と豊かな香りが特徴で「マンゴーの王様」ともいえる存在です。箱を開けた瞬間に広がる、甘い香りが食欲をそそります。

もう一つが、緑色の皮の「キーツマンゴー」。沖縄のマンゴー生産者の中でも、キーツマンゴーを育てている農家はわずか3％以下といわれており、希少価値が高いため「幻のマンゴー」と呼ばれています。緑色の見た目からは想像もつかない濃厚な甘味が特徴で、完熟すると、糖度はアップルマンゴーよりも高くなるそうです。私も、初めて食べたときはその見た目に反したおいしさに驚きました！

「マンゴーの里」豊見城市よりお届け

沖縄本島南部に位置する豊見城市は、那覇市に隣接し、空港からのアクセスも良いめぐまれた立地。エネルギー溢れる沖縄の自然を満喫できるビーチもありながら、2020年6月には水族館併設の大型ショッピングモールも誕生し、さまざまな楽しみ方ができる注目のエリアです。また、その暮らしやすさから人気を集めていて、人口も急増している発展途上市でもあります。

そんな豊見城市は、2000年に沖縄県内で初めて、県知事から「マンゴー拠点産地」の認定を受け、2009年に「マンゴーの里」を宣言しました。古くからマンゴー栽培が盛んで、生産量も多く、その品質も高く評価されています。豊見城市のマンゴーがおいしい理由は、肥沃な土壌と「腕の良い農家さん」の存在にあります。ミネラルやカルシウムを多く含む泥灰岩や、保水性の良い土壌を生かした栽培技術の確立により、 県内でも、マンゴーの産地としてイメージが定着しています。

目利きのプロ、パイナップル王国が厳選

セットのマンゴーはいずれも、パイナップルパークの通信販売事業部「パイナップル王国」がおすすめする豊見城産のマンゴー。「パイナップルパークは、パイン畑でのパイン直売から始まり、農家さんの想いが詰まった安心・安全な農産物をお客様に届けてきました。」と、通信販売事業部統括部長の仰さん。県外のお客様からのニーズに応える形で2010年に豊見城市に事務所を構えました。手塩にかけて育てられた果物を、良い状態でお客さんのもとに届けるためには、それぞれの果物の状態を見極める目と、仕入れから発送までを迅速に行える組織体制が欠かせません。農家さんと築いてきた信頼関係と、長年培ってきたノウハウがあるパイナップル王国だからこそ、鮮度の良い旬の果物を厳選できるのです。

アップルマンゴーのおいしい食べ方

アップルマンゴーは、食べごろでお手元に届きますが、完熟の目安は、手で触って少し柔らかくなったころ。表面から熟してくるので分かりやすく、見た目も艶やかになってきます。甘い香りに食欲をそそられたら、さぁ、カットしてみましょう！

マンゴーは、中心に薄い種があるので、真ん中に包丁を入れてはいけません。実が薄くなっている方向が種の向きなので、中心の種を避けて、平行に3枚に切ります。その後、両側の種のない部分は、皮まで切らないように注意しながらさいの目状に切り込みを入れ、皮をひっくり返します。種の部分は、大胆にかぶりつくのが私は大好き。「これぞ、夏の楽しみ」という幸福感を噛みしめながらかぶりつきます。

キーツマンゴーのおいしい食べ方

緑色の皮が目をひくキーツマンゴーのおいしさを存分に堪能するためには、完熟の見極めが大切。通常のマンゴーとは逆で、キーツマンゴーは種から熟してくるため、熟しても外皮の緑色は変わらないので注意が必要です。手元に届いたら常温で追熟させ、表面がテカッとして、少し柔らかくなったころが食べごろ。カットすると美しいオレンジ色の果肉が現れます。食べる前によく冷やすとより一層おいしくいただけます。

アップルマンゴーと同様に、中心の種の部分を避け3枚に切ります。そのあとはお好みで、さいの目状にカットしてもいいですし、ぜいたくにスプーンですくって食べるのもおすすめ。完熟したキーツマンゴーは、緑色の外見からは想像もつかない濃厚な甘みと、トロッとした柔らかい口当たりで思わずうっとりしてしまうほど。一度食べたら病みつきになるおいしさをぜひ体験してほしいです。「幻のマンゴー」の名にふさわしい、唯一無二の味わいをお楽しみください。