沖縄県 恩納村 (おきなわけん   おんなそん)

『現代の名工』宮国次男作 琉球ガラス 桜吹雪(ブルー&ピンク)2個セット

沖縄を代表する伝統工芸品「琉球ガラス」を作り続けて40年以上。職人科学技術長官賞、沖縄県優秀技能者、最優秀賞県産品賞受賞、現代の名工など、数々の賞の受賞歴を誇る宮國次男(みやぐにつぎお)さんの作品「桜吹雪(ブルー&ピンク)」のグラス2個セットです。 沖縄の海や空、太陽、花々などをそのまま閉じ込めたような模様が美しい琉球ガラスは、南国の彩と潤いを、日々の生活空間にをさりげなく与えてくれることでしょう。 ※割れ物のため、取り扱いには注意してください。 ※写真はイメージです。職人が一つ一つ手作りのため、色味や柄が実際とは異なる場合がありますので予めご了承くださいませ。 ※耐熱ガラスではありませんので、熱湯や電子レンジ・食洗器でのご使用は絶対におやめください。 事業者名:恩納ガラス工房(恩納ガラス工芸育成センター) 連絡先:098-965-3090

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容量
琉球ガラス 桜吹雪(ブルー&ピンク) 約H8cm×W7cm  2個セット

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琉球ガラスの発展とともに歩む宮國次男

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陶芸、染物、織物など、沖縄にはさまざまな伝統工芸品がありますが、その中でも最も歴史が新しい工芸品が「琉球ガラス」。戦後の物資不足の中で、コーラなどの廃瓶を原料にしたリサイクルのガラス製造が本格化し、お土産品として飛躍的に広まった歴史を持ちます。

そんな琉球ガラスの発展とともにキャリアを重ねてきたガラス作家宮國次男(みやぐにつぎお)さんは、沖縄の日本返還前からガラスづくりをスタートさせ、数多くの賞を受賞した今もなお精力的に創作を続けています。

「ガラスづくり体験」をいち早くスタート

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恩納村の海を広々と見渡せるロケーションに、宮國さんが「恩納ガラス工房」を構えたのは1978年。当時はまだ個人の旅行者が少なく、団体客の立ち寄り先は首里城や万座毛などの有名な観光スポットが中心でした。

しかし宮國さんは、「近い将来は個人旅行者が増え、個人店でも人気が出るに違いない」という思いのもと、琉球ガラス作り体験ができる大きな工房を作りました。やがて宮國さんの思い描いた未来が現実に。個人が営む商店や施設にも人が集まるようになり、伝統工芸を体験できる場所は、観光目的の一つになりました。

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宮國さんの奥様である弘子さんは旦那様を、「好奇心が旺盛でアイデアマン。一般的でなかったガラス体験を始めたこともそうだけど、やりたいと思ったことは、必ずやらないと気が済まない」と、評します。

時に家庭を顧みないほど、創作に没頭することもあったとか。「でも『辞めてほしい』と言ったことは一度もありません。とにかく琉球ガラスに一生懸命で、人生を捧げている。その姿勢を尊敬しています」。

バラエティに富んだ創作ジャンル

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奥様に支えられながら創作活動に励み、50年以上もガラス一筋の道を突き進み続ける宮國さん。その圧倒的な創作意欲から生み出されたのが、多岐に渡るジャンルです。

食器類などの日用品だけでなく、アートとして飾れるものから、洗面ボウルやドア、衝立などの大型のインテリアまで実にバラエティ豊か。これほど多種多様なものを作る琉球ガラス作家は、沖縄でも稀有だと感じます。

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探求心を忘れず、黙々と創作に向き合う

「代表作は特にない」と、宮國さん。なぜなら、代表作を持つということは、満足できる作品を作れたことと等しく、アーティストとしての感性がそれ以上伸びることがない、と考えるから。

このような想いのもと、作り手として貪欲に新しい作品に取り組む一方、工房では多くのスタッフの育成にも注力しています。取材時にも、数名のスタッフへ的確に指示をする宮國さんの姿がありました。琉球ガラスという伝統を、発展させるために行動し続ける宮國さんに、琉球ガラス職人の第一人者としての矜持を見た気がしました。

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