岩手県 滝沢市 (いわてけん   たきざわし)

BE-002 ホームスパンミニマフラー<ヘリンボーン柄>男女兼用

◆「ホームスパン」とは、羊毛を手で紡ぎ、手織りしたもの。 イギリスで発展したホームスパンの技術は、明治期に日本へと伝わりました。戦時中、軍服用の毛織物を輸入したのが始まりで、国は毛織物の需要向上による自給力確保のために北海道や長野、福島、岩手などでめん羊事業を推進しました。 大正期以降、岩手で農家を中心にめん羊飼養や羊毛加工が盛んになる一方、民藝の「実用と美」の精神に魅せられた及川全三氏(東和町出身)が、工芸品としてホームスパンの価値を高めていきました。 かつて他県でも盛んだったホームスパンですが、いま地場産業として残るのが岩手県。 戦後の繊維の多様化でホームスパンが衰退する中、岩手では県による継続的支援が今に続く大きな後押しに。昔からの技で工房ごとの個性が育まれ、現在では盛岡市近郊と東和町を中心にモノづくりが行われています。 ◆羊毛本来のチカラを引き出すトモミさんのものづくり 同じ種類の羊でも個体によって毛質が違うため、羊毛に実際に触れて、感じて、手の感覚にしっくりくる素材を選びます。染めずに原毛そのままの色や質感を生かして出来上がった作品は、羊の温もりを残すような質感を保ち、ナチュラルな野性味を感じさせます。 今回ご案内するのは、首まわりにフィットするミニマフラータイプのスヌード。 たて糸にグレーのメリノ、よこ糸にブラウンのコーモという羊毛を使い、ヘリンボーン(杉綾)で織りあげました。 首元に直接触れた時の心地よさを大切に。 メリノのふんわり感とコーモのしっかりとした質感(厚み)が、フォルムの美しさを保っています。 スタンダードなヘリンボーンと、フリンジの結び目がアクセント。 バイクや自転車で颯爽と走るメンズにもおすすめです。 【プロフィール】Beige(ササキトモミ) 岩手県生まれ、滝沢市在住。 幼少期から織物に興味を持ち、ホームスパン工場の織り手、観光農場や羊毛屋勤務を経て、2004年に山梨に『OREGIN』として作家活動スタート。 2016年、岩手県滝沢市に拠点を移し「羊毛本来の力を、できる限りストレスなく引き出す」という考えのもと、羊毛の質感や無染色にこだわり、素材のままの毛織物を意味する『beige』として活動中。 <検索用> ミニマフラー ホームスパン 羊毛 手織り スヌード オシャレ 滝沢市

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・材質 ウール100%(メリノ、コーモ) ・巾19cm×周囲約126cm ・染料 無染色 ・糸 手紡ぎ ・柄 ヘリンボーン

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