福井県 敦賀市 (ふくいけん   つるがし)

[006-b001] 木箱入 蔵囲利尻昆布

礼文島・利尻島で収穫された天然利尻昆布を、弊社専用昆布蔵でじっくり寝かせたものが蔵囲利尻昆布です。大本山永平寺さまのお台所(大庫院)にも納めさせていただいております。にごりの無い透明で上品な出汁はとても高い評価を頂いております。今回、大本山永平寺さまの山号「吉祥山」から名を戴いた、弊社を代表する細工昆布 「吉祥昆布」 大小2枚を和紙にお包みし、お付けいたします。 ※画像はイメージです。 ※贈答発送(包装・のし)のご対応いたします。  ご希望の際はご注文時【備考欄】へその旨ご記入をお願いいたします。

36,000以上の寄附でもらえる
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容量
蔵囲利尻昆布 280g 吉祥昆布和紙包み(大小2枚入)

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木箱入 蔵囲利尻昆布

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創業明治4年 昆布の老舗「奥井海生堂」

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福井県敦賀市に本社を構える高級昆布の専門店。創業明治4年。
明治中頃は曹洞宗大本山永平寺御用達として昆布を納める。
大正時代から昭和の初めにかけては北大路魯山人をはじめ京都の高級料亭との取引もはじまり今に続く。
高級昆布司として150年の長きに渡り暖簾を守り続けている。
特に北海道の礼文島、利尻島で収穫された天然利尻昆布を2年、3年と専用昆布蔵で寝かせ旨味を増す「蔵囲昆布」は世界的有名シェフからの評価が高い。

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北前船の中継港として栄えた敦賀港には昔から北海道の高級昆布が集まりました。
大正時代より続く京都の老舗料亭をはじめ、全国の有名料亭、有名百貨店とのお取引は、今もなお続いております。
「歴史、伝統、文化を引き継ぐ。」
北陸の昆布の老舗「奥井海生堂」です。

「歴史、伝統、文化を引き継ぐ。」

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江戸後期、北前船の中継地として、昆布が荷揚げされていた敦賀港。
その昆布加工技術を昆布職人が「手すきおぼろ昆布」として継承。

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「食は身と心を養うもの」

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食材にたずさわる家業ゆえに「食は身と心を養うもの」と常々教えられてまいりました。
昆布の出汁の香りには、本当に心が癒されます。
心の豊かさは食環境から養われるものと痛感します。
食生活の乱れが叫ばれる今この時代にあって、昆布商として、社会的にも伝え残すべきものは大きいものと自負しております。

先人の残された知恵と時代の要請、私どもの力量をわきまえ、皆様の変わらぬご贔屓にお応え出来るよう奥井海生堂は、今後も一意専心、精進を重ねてまいります。

昆布へのこだわり

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奥井海生堂で扱う昆布は、4ヶ所(地元敦賀に3ヶ所・北海道に1ヶ所)の昆布倉庫で、厳重に管理、保管され出荷されています。
特に利尻島、礼文島で収穫される天然利尻昆布は、昔から『蔵囲昆布』と呼ばれ、専用の昆布蔵で1年から2年、3年と寝かされ、昆布臭や磯臭さを取り除き、うま味を増す『蔵囲昆布』に仕立て出荷されます。
ほとんどが京都をはじめとする全国の高級料亭のだし昆布として、又、大本山永平寺をはじめ全国の僧堂の精進料理のだし昆布として御用をいただいております。

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蔵囲(くらがこい)昆布のこだわり

奥井海生堂が扱う昆布の中でただひとつ、蔵囲(くらがこい)の名が冠された、利尻昆布。
こだわるのは、なかでも最高級とされる "島もの" ― 礼文島の香深浜産、船泊浜産、利尻島の仙法志浜産、沓形浜産 ― が、蔵囲いの手法に最も適しているという確信を持つからです。
昆布の形態や品質は、生育環境に大きく左右されます。
そのため、最高の昆布を求めるためには、豊かな自然環境が必要不可欠です。
海抜0メーターから、一気に標高1721メーターの高さを誇る利尻富士の裾野に広がる雄大な利尻島。
対岸の、隆起して出来た島、礼文島。利礼水道に代表される、両島を取り巻く豊かな潮流。雄大な自然が立派な昆布を育てます。
特に礼文島の海辺では、高地でしか咲かないエーデルワイスの一種、レブンウスユキソウやチシマフウロウ、ミヤマザクラといった高山植物が咲き乱れ、別名“花の浮島”と呼ばれる花の宝庫です。
この島でしか咲かない北海道の天然記念物、レブンアツモリソウも、6月には群生して咲き乱れます。
ミネラルたっぷりの海からの湿った霧が珍しい花々を育て、それが川となって海に流れ込み、立派な礼文島の利尻昆布を育むのです。

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もう一つ蔵囲(くらがこい)昆布で大切な事は、海から引き上げた昆布を、その日の内に一気に天日乾燥する事です。
幸い、両島では昆布を干す、干場が広く整備されております。
太陽天日乾燥で昆布を干すことは、昆布の品質を高めるため、古くから最重要視されてきました。
天日乾燥された昆布は適当な水分を含み、それが時間をかけて熟成する要因といわれています。
昔からのやり方が、昆布や乾物の世界では、今も一番大切なことです。

世界的にも珍しい風土を持つ島、礼文島、利尻島が利尻昆布の最高峰、島物の利尻昆布を育てます。
しかし、島物の利尻昆布とはいえ、収穫の当初からあのすばらしい味と香りを持つわけではありません。
むしろ、他のどの昆布よりも荒々しく、野性味に富むのが島物の特徴。
一年、二年、時には五年以上に及ぶ長期間の熟成を経ることで、珠玉ともいうべき昆布が生まれるのです。
そして、長期間の熟成に耐えるのは上質の昆布のみ。
力のない昆布を年単位で熟成せても、期待に応えるものはできません。
利尻昆布の中でも特に、別格浜に格付けされる香深浜産の昆布は、熟成を深めるにつれ、艶と黒味が増し、昆布臭、磯臭さ、雑味は消えて芳醇な香りを放つようになります。
肥沃な大地と先人の知恵、多くの人の手と長い時間が生み出す、奇跡のような宝物です。

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【木箱入 蔵囲利尻昆布】

礼文島・利尻島で収穫された天然利尻昆布を、弊社専用昆布蔵でじっくり寝かせたものが蔵囲利尻昆布です。大本山永平寺さまのお台所(大庫院)にも納めさせていただいております。にごりの無い透明で上品な出汁はとても高い評価を頂いております。今回、大本山永平寺さまの山号「吉祥山」から名を戴いた、弊社を代表する細工昆布 「吉祥昆布」 大小2枚を和紙にお包みし、お付けいたします。

容量:蔵囲利尻昆布 280g 吉祥昆布和紙包み(大小2枚入)
事業者:株式会社 奥井海生堂

寄付金額:24,000 円

うま味たっぷり、美味しい昆布だしの取り方

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従来、昆布だしの引き方としては、昆布を鍋に入れ、 沸騰直前まで加熱したらすぐに引き出すという方法が一般的でした。
しかし、近年、諸処の研究機関により、うま味の研究がすすみ、 沸騰直前の熱い湯よりも、「ぬるま湯より少し熱い程度」の60度で1時間かけてゆっくりと煮出すことにより、昆布だしのおいしさが十全に楽しめることがわかりました。
京都の有名料亭でも、大鍋を使い、60度で1時間かけてだしを引くようになったそうです。

昆布を長く楽しむ為の保存方法

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・直射日光があたらない
・涼しい
・乾燥している

この3つの条件がそろった環境が最適です。
ご家庭ならば、適当な大きさのフタ付きの缶箱があれば、長期間昆布の美味しさをお楽しみいただけます。
冷蔵庫での保存は、昆布に庫内のにおいが移りやすいのでお避け下さい。
また、とろろ、おぼろなどは変色しやすい性質を持っておりますので、なるべく早くお召し上がりいただくことをおすすめします。

詩人 谷川俊太郎さんとのご縁

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奥井海生堂本店には、詩人 谷川俊太郎さんにご揮毫頂いた扁額『生きている海をよろこぶ』が掲げられています。
海生堂の二文字が使われています。
そして、パンフレットの作成に『詩』をお願いし作られた「こんぶうた」も。

【製造・加工工程】

いたみやカビが生じやすい昆布を筵で覆い、温度や湿度、遮光管理を徹底した囲昆布専用蔵にて、1年~30年超の長期間囲うことで、昆布の水分を蒸発させ「マンニット」といわれる甘味成分を昆布表面に発生させています。
また、長期の蔵囲いにより、昆布に含まれるタンパク質やアミノ酸、糖をアミノカルボニル反応させ、うま味を向上させているとともに、昆布特有の磯臭さや雑味、ぬめりを抜き、桃やナッツのような甘い香りを生成させています。
加えて、長期間蔵で囲うほどに糖が分断され出汁の色が濃くなるとともに、出汁のにごりがなくなる変化を生じさせています。
このような甘味、うま味、香り、色等の変化は、域内の昆布蔵にて長期的に囲う事によって生じている変化であり、仕入時の素材としての昆布とはまったく別の商品に変化しています。
このように域内の昆布蔵で囲われることにより甘味、うま味、だしの透明度等に変化が生じている本商品は、先日開催されたG7広島サミットにて各国首脳陣にふるまわれたランチ、ディナーにおいて使用されるなど高い評価を受けており、高付加価値が生じています。

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