海峡サーモン水煮6缶セット 【1071674】
バランスの良い部位を選び素材を活かして少量の塩のみで味付け。程よい脂のりと、しっとりとした優しい舌触り。シンプルながらプレミアムな海峡サーモン水煮。下北ジオパークのテーマを体現できるお礼品です。
津軽海峡の荒波で育つ「海峡サーモン」


むつ市大畑町は、津軽海峡に面しており昔からイカ釣り漁業そして青森ヒバを代表する林業といった第一次産業が盛んな地域でした。
昭和53年をピークにイカの漁獲量が年々減り続け、平成元年には壊滅的な不漁となり、危機感を持った漁師の有志7名が集まり、『獲る漁業』から『育てる漁業』への挑戦が始まりました。
当時、海峡での養殖は難しいとされましたが、沖に生け簀を作ることにこだわり、台風や異常気象による災害等の困難を乗り越えながら挑戦を続け、2003年北彩漁業生産組合を設立しました。そして試行錯誤しながら自然に近い外海で育てることと徹底した管理にこだわることで、むつ市を代表する特産品『海峡サーモン』の安定的な生産を実現しました。2015年には加工・販売を担う㈱北彩屋を立ち上げ、養殖から加工までをグループ内で一貫して取り組むことで、海峡サーモンの美味しさをそのままに全国へお届けしています。
ふるさと納税では、津軽海峡の極寒と荒波で育った、身の締まりと上品な脂乗りが極上の海峡サーモンを、鮮魚から加工品まで各種ご用意いたしました。旨味が凝縮された、本当に美味しいサーモンを、ぜひご賞味ください。
※鮮魚は予約商品です。
海峡サーモンとは




北彩漁業生産組合ではサケ科の『ドナルドソンニジマス』を津軽海峡で養殖し海峡サーモンとして出荷しています。 同じく大畑町にある山口養魚場と岩手県にある養魚場にてニジマスの幼魚を淡水で1年半~2年育て、生育の良い強い個体を津軽海峡に移動させ6~8カ月養殖しています。
例年11月上旬~海水温が15℃前後になった頃、淡水で育った幼魚を海水にならす『馴致(じゅんち)作業』が始まります。山口養魚場から一度に約600kgほどの幼魚をトラックで運び、海水濃度50%に保った馴致の生け簀へ移す作業を1日6往復行います。その時の水温や、魚の状態を見ながら海水濃度や馴致期間を見極めているそうで、最近では1~2日程度で沖の生け簀へ移していきます。この馴致作業は12月中旬まで行い、出荷が始まる春まで、沖にある生け簀で大切に丹精込めて育てられます。
北彩屋からみなさまへ

北彩漁業生産組合がサーモンの養殖を、北彩屋では商品の開発、最終製品の加工・発送を専業で行い、グループ内、一貫した体制でみなさんのお手元に届くまで海峡サーモンに携わっています。
軌道に乗るまで、あらゆる面で試行錯誤の連続でしたが、旬の時期を心待ちにしてくださるリピーターさんや料理人の方々にも出会えたことでここまで続けてこられました。みなさまの声に耳を傾け、感動していただける商品作りを目標に、いつまでも安心して美味しく食べていただけるよう努めてまいります。

株式会社北彩屋
住所:青森県むつ市大畑町上野152-2
直売所営業時間:午前8:30~12:00、午後13:00~17:00
定休日:日曜日(※日により土曜日休業の場合もあります)
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