うず巻きの田老かりんとうは、三陸宮古沖の海洋深層水から作られた三陸みやこの塩を練り込んだ生地を、1枚1枚切って、こだわりの米胚芽油で揚げました。 昭和8年三陸大津波、東日本大震災、二度の試練を乗り越え復活した、ふるさとの懐かしい味をご堪能下さい。 黒糖ワッフルたろうの思いは、避難時でも手軽に食べられる甘い物をと思い、震災後開発したお菓子です。 ベルギーワッフルの製法で、かりんとうと同じ黒糖、塩を練り込み、御支援に感謝の気持ちを込め、特注ハートの焼型で焼き上げた、新しいふるさとの味です。 お召し上がり直前にオーブントースターであたためますと、よりいっそうおいしくいただけます。 1つ1つに添えたリーフレットのメッセージにも、目を通していただければ幸いです。伝統の味、田老かりんとうと黒糖ワッフルたろうの思いセットでお届けいたします。 【生産者の声】 東日本大震災で、工場、店舗兼住宅、全て失いましたが、菓子製造工場のみ2年後に再建し、田老かりんとうを復活致しました。 店舗は、未だに、グリーンピア三陸みやこ駐車場敷地内の共同仮設店舗たろちゃんハウスで営業しています。仮設住民の生活を支えるべく営業を始めた仮設店舗商店街でしたが、昨年暮から災害公営住宅に引越す世帯、高台に自宅再建を果す世帯が増え、来客者数は日増しに減少しております。当店は、元の街のカサ上げした国道45号線沿いに新店舗建設を予定しておりますが、多くの困難の壁にはばまれ、実現に至っておりません。しかし、諦めず、ねばり強く歩んで参ります。 今、田老地区がどんどん変化しています。震災前当店のあった場所は野球場になっています。今後も、被災地に心を寄せていただき、現地に足を運んでいただけましたなら幸いです。