岩手県 西和賀町 (いわてけん   にしわがまち)

「作者 東博美」鬼剣舞[赤面]〈呍〉

西和賀町 伝統芸能 湯本鬼剣舞[ 赤面 ]〈呍〉。 40年を超えるキャリアを持つ面職人の思いを、西和賀町から皆様のもとへ 岩手県 北上 地方で伝承される民族芸能 鬼剣舞 (おにけんばい )は、 重要無形民俗文化財に指定されています。 西和賀町でも 湯本( ゆもと )地区より伝承され、湯本鬼剣舞と呼ばれています。 作り手は、湯本地区で 東理容店 を営むご主人の 東 博美さん。 一心に制作を続け、今ではキャリア40年を超えるベテランの面職人。 公共の場にも多く作品を収められており、 鬼面 以外に 能面も制作しています。 地元 西和賀町と鬼剣舞を愛する面職人の思いを、 皆様のもとへお届けします。  作者: 東 博美 #鬼 #おに #けんまい #伝統継承 #お面 #おめん

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容量
【セット内容】 ・湯本鬼剣舞 赤面〈ウン〉:縦21cm×横16cm ・箱:縦24cm×横19cm×高さ13cm ・説明書(B5サイズ) ※表記サイズは目安となります。  いずれも手作り品の1点ものとなり、大きさには個体差がありますのであらかじめご了承ください。

災厄防除の願いもこめられた、鬼剣舞

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岩手県北上地方で伝承される民族芸能鬼剣舞(おにけんばい)は、
重要無形民俗文化財に指定されています。
西和賀町でも湯本(ゆもと)地区より伝承され、湯本鬼剣舞と呼ばれています。

念仏剣舞から派生した踊りのひとつで
「大地を踏み悪魔を踏み鎮め、場の気を整え清浄する舞い」や
「多様な災厄を防ぐ念仏」など、念仏剣舞は死者や先祖を供養したり、悪霊を祓ったりするための踊りです。

伝承される秘伝書によれば、大宝年間(701-704)に修験の祖・役の行者小角が念仏を広めるために、念仏を唱えながら踊ったのが始まり(「念仏根元秘書」)とも、大同年間(806-810)に羽黒山の法印・善行院が荒沢鬼渡大明神で悪霊退散・衆生済度の念仏踊として伝えられたのが始まり(「念仏剣舞伝」)とも言われています。

勇壮な踊りが注目を浴びますが、伝承すべき儀礼が多く、盆の回向や秋祭りの門付けとなり唱えられています。『念仏剣舞由来録』には、「何方にても何の前にても念仏白し候共、先右にあり光明遍照を暗い、太鼓を打て念仏を附すべし云々」とあり、「念仏作法」が詳しく記されたその作法に従って、供養塔や仏前で念仏回向が行われています。


[扮装]
踊り手の装束は毛采(けざい)を頭に被り、鬼の面を付け、上半身には胸当や赤のたすき、腰には太刀を差し、腰の後ろ側には大口を付けます。

腕は鎖かたびらに手甲を付け、袴をはき、胸には鬼剣舞を推奨していた和賀氏の家紋である「笹龍胆」(ささりんどう)の紋が描かれています。

湯本鬼剣舞(供養祈願)

毎年の秋祭りでの勇壮な鬼剣舞。今年は 疫病終息祈願も込められました。
一剣(白面をつけた者)のみ踊る舞「一人加護」は「一人偉者(いかもの)」ともいい、仏恩を受けた勇者の喜びの踊りです。
地を踏んで四方を固める鎮魂の呪術「反閉(へんばい)」で 、悪霊退散の祈りを込め 唱えています。

鬼剣舞の面

『鬼剣舞の面は鬼面ではあるが、鬼畜の鬼ではない。また悪鬼でもない。いわゆる鬼神の面で、仏恩の四恩、即ち三宝、国王、父母、一切衆生、の四恩を象り四色の面をつけることになっており、それには必ず阿吁(吽)の陰陽を現した面をつけるのが正しいとされている。また、仏典に、儒教では聖人の精気を神といい、賢人の精気を鬼という。普通おそろしい鬼の形態は別に鬼畜の類に属すとある。要するに、鬼剣舞の鬼面は鬼神であって、豪勇壮者の相でなければならぬ。威厳もあり、気品を備えた面でなければならない。』
 沢田定三著《岩手の郷土芸能より》

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鬼剣舞は「四色の面をつけて踊ります」

鬼ではなく仏なので面には角はありません。
四色の色は、陰陽五行説により四季や方位を表すとともに、仏教の如来化身・五大明王を象徴しています。
『阿(あ)』とは、口を開いた形。
『吽(うん)』とは、口を閉じた形。


白面をつける者を一剣(いっけん)と呼び、最も踊りの上手いリーダーただ1人が、白面をつけることが出来ます。

工房:作者 東博美さん

父親の急死で帰郷。誘われるまま、地元に伝わる郷土芸能湯本鬼剣舞の一員となりました。
当初鬼剣舞の一員として お囃子の笛を担当していたところ、当時使用していた紙製の鬼面より、木彫りの面が良いと、仲間と面作りを始めたのがきっかけです。
それ以来40数年間、こつこつとノミをふるっています。

湯本鬼剣舞のホームページはこちら

■東 博美

重要無形民俗文化財 鬼剣舞、面職人
西和賀湯本地区で東理容店を営み、店の一区画が作業場。
独学で面作りを始め、気づけば42年めを迎え、他の団体や個人から、注文が入る程の腕前に。西和賀町のお隣北上市にある鬼の博物館「鬼の館」など、公共施設に多くの作品が収められています。

東 博美[面 各種]

<<私たちの西和賀町>>

<<私たちの西和賀町>>

西和賀町は岩手県の中西部、秋田県との県境に位置した小さな町です。

標高1,000メートル級の奥羽山脈に囲まれ、現在は約人口5300人程。

静かな山間地域ながら、
東には北上市の夏油高原スキー場や、
桜の名所として有名な展勝地などの観光スポットがあり
ふるさと納税では県内随一を誇る北上市の隣に位置しています。

西には横手やきそば・日本酒まんさくの花で有名な秋田県横手市と隣接しており、
古くから秋田と岩手の文化が交差する特別な存在でもあります。

岩手県といえば、わんこそば、雫石町の小岩井農場、花巻温泉に代表される観光地や温泉地が有名ですが、西和賀町でも乳製品と温泉は知る人ぞ知る名産があり・名湯も数多く存在しています。

県内随一の豪雪地帯として知られる西和賀町は、
自然・山々やユキノチカラによって育まれる恵みを生かし
四季の彩が美しく見る人を楽しませ癒してくれる、私たち誇りの町です。
ぜひふるさと納税を通して知っていただければとても嬉しいです。

◆西和賀町へのアクセス

◆西和賀町へのアクセス

JR北上線 ほっとゆだ駅下車 

全国でも珍しい温泉付き駅舎のほっとゆだ駅
駅舎は懐かしい木造にとんがり屋根の時計台付き
大浴場には信号機が設置され、青・黄色・赤の色で列車が来る事を知らせてくれるユニークな経験も面白さの1つ、気持ちよく温泉に入りウッカリ乗り過ごすことのない親切な設計でいつでも皆様をお待ちしております。

秋田自動車道 湯田ICを降りると、そこはもう緑と雪の国、私たちが心から愛する西和賀町があります。

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