栃木県 栃木市 (とちぎけん   とちぎし)

日本蜜蜂のハチミツ100%!はちみつ(1本) 高級 自然食品 無添加 ニホンミツバチ

日本古来のミツバチである日本ミツバチから採取した蜂蜜は、コクのある味、色の濃い独特な風味が特徴です。無添加、無加工、非加熱処理の完全自然食品。さまざまな花から蜜を集めた百花蜜の濃厚なおいしさをご賞味ください。 【配送不可地域】離島 【製造地】栃木市 事業者名:猿山農園 連絡先:090-3406-0148

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容量
200g 【原材料名】 日本蜜蜂のハチミツ100%

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栃木市の中心部にある太平山から関東平野を一望

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江戸時代から北関東の商都として発展した栃木県栃木市。その中心部に位置するのが、栃木市のシンボルともいえる太平山(おおひらさん)です。太平山のある太平山県立自然公園は桜やアジサイ、紅葉の名所として市民に親しまれており、山頂に近い謙信平(けんしんだいら)からは、関東平野が一望できます。

野生の日本ミツバチから採取した蜂蜜

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その太平山の麓で、日本ミツバチの養蜂を営んでいるのが猿山農園です。野生のミツバチの蜜を採取するため希少性が高く、市場にもあまり出回らない日本ミツバチの蜂蜜。返礼品は、この貴重な蜂蜜を加熱処理などせず、そのまま瓶詰めにしました。

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野生の日本ミツバチの蜜をどのように採取しているのでしょうか。また、ほとんど市場に流通しないのはなぜでしょうか。そんな疑問を解決するため、猿山農園を訪ねました。

養蜂のきっかけは「日本ミツバチの蜂蜜を味わいたい」

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太平山からほど近く、住宅街と畑、雑木林が混在するのどかな山里に猿山農園はありました。農園といっても、伺ったのは一般の住宅。庭を見ると、木製の箱をいくつも重ねた巣箱が点在しています。

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猿山農園のオーナー、猿山芳弘(さるやま よしひろ)さんが、日本ミツバチの養蜂を始めたのは今から10年前。実は猿山さん、自動販売機や扇風機などの機械設計や企業での技術コンサルティングが本業です。養蜂を始めたきっかけは、「リゾート地で蜂蜜専門店に立ち寄った時、多くの蜂蜜が試食できるなか、『日本ミツバチの蜂蜜は流通量が少なくて高価なため、試食はできません』と言われたんです。どんな味なのか知りたくて、だったら自分で養蜂をやってしまおうって思い立ちました」とのこと。

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そもそも、一般に流通しているのは西洋ミツバチの蜂蜜です。西洋ミツバチは蜂蜜を採取するために改良された外来種ですが、日本ミツバチは野生の在来種。姿形も違いますが、一番異なる点といえば「西洋ミツバチは採取できる蜂蜜の回数や量も多く、一匹の日本ミツバチが一生の間に集める蜜の量がティースプーン一杯なのに対し、西洋ミツバチは5倍ほどなんです」と猿山さん。

集める蜜の絶対量が少ない日本ミツバチ。さらに、野生であるがゆえの苦労を猿山さんが話してくれました。

暑さや外敵で姿を消してしまう日本ミツバチ

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「日本ミツバチが採蜜した蜂蜜を味わいたい」。その一心で養蜂をスタートした猿山さん。すぐに巣箱をネットで購入し、それを手本に見よう見まねでいくつか巣箱を製作しました。そして、市内の養蜂家からのアドバイスを取り入れながら、自宅の庭に巣箱を置いたところ、翌日には日本ミツバチの大群が“入居”したそうです。

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念願叶ってその年に、ようやく日本ミツバチの蜂蜜を味わえた猿山さん。その味はというと…「それまで食べた蜂蜜とはまったく違う味でしたね。芳醇な香りとコク。とにかく感動しました」

最初の年は成功したものの、あくまでも日本ミツバチは野生。猿山さんは「一番大変なのは、逃げちゃうこと。居心地が悪ければ、すぐにいなくなっちゃうんです。昨年は18個の巣箱を置いたのに、採蜜できたのは1つだけでした」と振り返ります。暑かったり、スズメバチなどの外敵がいて危険だと感じたりした場合、日本ミツバチはすぐに蜜を持って別の巣へ移動してしまうそうです。

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「野生のハチに、宿を提供しているだけ」という言葉通り、猿山さんは日除けや巣の掃除といった最低限のお世話はするものの、あとは見守るだけ。その分、蜂蜜が採取できる確率はかなり低く、集めた蜜はミツバチが冬を越すための餌となるため、すべての蜜を採取できないそうです。

自然と住宅が混在する山里が飼育の適地

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猿山さんは自宅の庭のほかに、畑や雑木林など、町内のあちこちに15個の巣箱を設置しているとのことで、飼育現場を案内していただきました。猿山さんは「住宅街は花が多いでしょ?この山里のような場所が、日本ミツバチには住みやすい環境なんです」と言います。

箱に近づいてみると、箱の周りを囲むように、忙しく動き回っている蜂がいる一方、“家主”のいない箱も。猿山さんは「この巣箱は3日前までいたんですけど、急にどこかに消えちゃったんです」と残念そう。野生だからこその飼育の難しさがひしひしと伝わってきます。

熟成された蜂蜜が奏でる、芳醇な香りとコク

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巣箱を見学した後は、蜂、そして猿山さんが苦労して集めた蜂蜜を味見させていただきました。見た目は思った以上に濃い色。口に含んだ瞬間、ふわっと香りが広がり、コクがありながら、さらっとした味わいです。「日本ミツバチは巣箱の中で半年間、蜂蜜を“貯蔵”するので、熟成された芳醇な香りと複雑な味わいが特徴です」と猿山さん。

豊富な栄養素と抗菌作用。夜寝る前にスプーン一杯を

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返礼品は、巣をカゴに入れて潰し、ゆっくりと蜜が垂れてくるのを待つ「たれ蜜」という方法で採取したあと、オーガンジーの生地でろ過しただけ。無添加なのはもちろん、加熱処理なども行っておらず、良質なビタミン、ミネラル、酵素、アミノ酸など150種類以上の栄養成分をバランスよく含んだ自然食品です。

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猿山さんにおすすめの食べ方を尋ねると、驚いたことに「夜、歯を磨いた後にスプーン一杯を。喉も潤うし、抗菌作用で口の中の雑菌を抑えてくれます」とのこと。蜂蜜は糖度が80%以上と高いため細菌などが繁殖できず、さらに強い殺菌作用で口内環境を整えてくれるそうです。

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色や香りも異なる百花蜜は、自然の恵みそのもの

日本ミツバチは、さまざまな花から蜜を集める「百花蜜(ひゃっかみつ)」が特徴です。このため、巣箱によって、色や味、香りもさまざま。猿山さんに見せていただいた蜂蜜も、1つとして同じ色はありません。それは、まさに自然の恵みそのものです。

「人間の手をほとんど加えず、自然界の力で作られた本物の蜂蜜を、ぜひ味わってほしいですね」と猿山さん。返礼品は、野生のミツバチがもたらす甘味、風味をたっぷりと楽しめる逸品です。

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関東支部(栃木県栃木市担当) / 斎藤 里香(さいとう りか)

群馬県桐生市在住。北関東と埼玉を中心に取材・執筆活動をしています。一番、大切にしたいのは、人々の「思い」です。いろいろな「コト」や「モノ」に携わっている人々の“代弁者”として、頑張っている姿、その根底にある思いなどを多くの人たちに伝えることができたら嬉しいです。

太平山山頂付近にある謙信平からの眺望は格別。晴れた日には東京スカイツリーや富士山も眺められます。栃木市を訪れたら、“陸の松島”とも称される景観をぜひ、楽しんでください。

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