神奈川県 鎌倉市 (かながわけん   かまくらし)

鎌倉ビール醸造「鎌倉ビールいろいろ12本詰め合わせ」

鎌倉生まれ、鎌倉育ちの醸造所「鎌倉ビール醸造株式会社」が造るクラフトビール。醸造の職人が毎日状態を見ながら、約1カ月じっくり熟成させて1本1本丁寧に造ったビールです。酵母をろ過せず、生きた状態のまま閉じ込めることで、麦芽・ホップ・酵母がもたらす香りや味わいを楽しめるビールに仕上がっています。 お届けするのは、「月」「星」「花」の3種類をそれぞれ3本と、季節限定のビールやローカルビール3本を足した計12本のビールです。 ※季節限定ビールの内容は時期により異なります。ローカルビールは葉山ビール・江の島ビールのいずれかになります。いずれも内容はご指定いただけません。 ※20歳未満の飲酒は法律で禁止されています。

24,000以上の寄附でもらえる
  • 常温
  • 冷蔵
  • 冷凍
  • 定期便
  • ギフト包装
  • のし
容量
鎌倉ビール(月) 3本、鎌倉ビール(星) 3本、鎌倉ビール(花) 3本、季節限定ビールまたはローカルビール 3本 ※ビールにはアレルギー品目は含まれておりません

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鎌倉の「町おこしをしたい」思いから誕生したビール

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全国でも有数の観光地として知られ、多い時には年間2000万人もの観光客がその地に訪れる鎌倉。数多くの歴史の名所をはじめ観光スポットやグルメなど、人々の心を掴み何度も訪れたい魅力に溢れています。

今こそ賑わいを絶やさない鎌倉ですが、かつては人手が落ち込み、地域の人々が危機感を覚えた時期がありました。地域を盛り上げたいという想いから誕生したのが、今回の返礼品である「鎌倉ビール」なのです。

丁寧な造りゆえの少量生産。県外にはほぼ出回らないビール

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「鎌倉ビール」は、鎌倉生まれ、鎌倉育ちの醸造所である鎌倉ビール醸造株式会社が製造するビールです。鎌倉地区の飲食店での提供や神奈川県内の小売店で販売されることが主で、県外にはほぼ出回りません。1本1本手詰めをして丹精込めて手がけられた、小規模醸造所ならではの丁寧な造りが特徴です。

「大切にしているのは、個性を尖らせすぎるビールを造るのではなく、地域と共に育つビールを造ること」と語るのは、鎌倉ビール醸造の専務である今村広太郎(いまむら・こうたろう)さん。創業から常に地域の方々の声を大切にしながら造られ、愛され続けているのが鎌倉ビールなのです。

それぞれに個性が光る、鎌倉ビールの代表3種

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鎌倉ビールの代表的な種類は、「月」「星」「花」の3つ。それぞれアルト、ペールエール、ブラウンと味わいの異なるビールです。まず「月」は、鎌倉ビール誕生と共に生まれたブランドの代表作。グラスに注ぐと、濃い色味の、美しい赤褐色になりますが、飲み口はすっきりした印象でやさしい香り。苦味や酸味とのバランスの良いビールです。

ペールエールである「星」は、 ホップの苦味がほどよくキリッとした印象のビール。柑橘系のホップが香る、マイルドな喉ごしのビールです。もっとも個性があるブラウンビールの「花」は深みのある褐色で、ローストモルトが香ばしさを醸し出す、強くしっかりした味。口に含んだときのカラメルのような香りが特徴的な一本です。

醸造の職人が大切に“育てる”ビール

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鎌倉ビールでは、日々、醸造の職人が理想のビールに仕上げるためビールの状態を丁寧に確認しています。酵母と麦汁を混ぜ合わせたタンクが並ぶ空間には、絶えず部屋中に「コポコポ」と酵母の力で発酵する音が響き、生きている酵母の働きを感じます。

鎌倉ビールでは、計測機器での数値確認やスタッフによる試飲を行い、見えないタンクの中のビールの発酵具合を見極めています。

鎌倉ビールのはじまりは、地域に根づいた「酒屋」から

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鎌倉ビールのルーツは、1919年に今の醸造所にほど近い場所で創業した「今村酒店」にあります。そんな今村酒店は、地域の人々が会話を楽しむ社交場のような存在だったそう。今村酒店の初代社長が、同じ地域に住む人々とともに感じていたのは、鎌倉の活気が失われていくことへの危機感でした。

「15〜20年前には街として高齢化が進み、若い世代の方が街を歩いていませんでしたね」と、今村さんは当時の様子を思い出します。「町おこしのために新しいことを始めたい」。そんな思いから、今村酒店の二代目の社長が中心となり、新たに創業したのが鎌倉ビール醸造株式会社でした。

地域と共に成長する「地酒」を目指して

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「鎌倉ビールの原点は、地域に何か恩返ししたいという思いなんです」と今村さん。今村酒店の創業から100年弱経った今も、地域の人たちに支えられて営業を続けられたことに対する感謝の気持ちや、これからも地域とともに育っていきたいという思いは変わらない、と続けます。

また、「個性を強く尖らせたクラフトビールも多く世に出ていますが、鎌倉ビールはいつまでも鎌倉の地で楽しんでもらえるビール、お料理と合わせて飲むビールでありたいと思います」とも語ります。飲食店の料理へのこだわりや素材の美味しさを邪魔しない。それが、鎌倉ビールなのです。

鎌倉ビールを知り尽くすスタッフが語るペアリング

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造り手だからこそ知る、それぞれのおすすめのお料理との合わせ方も聞いてみました。まずアルトビールである「月」は、ビールのホップの香りもバランスが良いため、意外にも和食のお蕎麦やお刺身、煮物などにもすっきり邪魔することなく合わせやすいのだそう。県内のミシュランの星を獲得した日本料理店でも、「月」を選んでいるのだとか。

「星」は、ジャンルを問わず様々な料理に合わせることができますが、特に洋食にはぴったり。 柑橘系の香りがするホップを使用しているため、白身魚のカルパッチョやオリーブオイルを使った料理などが合うそうです。

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「花」は三種の中でも最も特徴がある味わい。 最も合うのはお肉の料理で、ハンバーグやステーキなど、オープンやグリルで香ばしく焼き上げるお料理にぴったりのビールです。なんと、“あんこにも合うビール”として開発され、スイーツとのペアリングもできるビールでもあるそう。チョコレートとやバニラアイスとの相性もばっちりなのだとか。

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一つの瓶に詰められた、地元への愛と美味しさへのこだわり

鎌倉ビールは、どの種類も豊かな香りとしっかりしたコクや、芳醇な味わいが楽しめるビール。職人のこだわりと美味しさを瓶一本に詰め込み、まさにクラフトビールの真髄に触れられるような飲み心地です。美味しさを追求する一方で、常にぶれない鎌倉ビールのコンセプトは「料理とともに楽しめるビールであること」。地域に根付きそこで暮らす人々の思いから誕生した、鎌倉に住む人も訪れる人も唸らせる味です。食とともに合わせて楽しみたい、造り手の思いを感じるビールを選んでみてはいかがでしょうか。

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関東支部(神奈川県鎌倉市担当) / 大久 保真衣(おおくぼ まい)

東京で会社員として働きながら、ライター/インタビュアーとして人のストーリーを中心にインタビューや取材記事を執筆しています。食べること、旅することが大好き。まだ知られていないひと・もの・ことの魅力を発掘し、あたらしい”心ときめく出会い”を贈ります。

豊かな自然と歴史を感じられるスポットが点在するのが魅力の鎌倉。何度訪れても新しい発見のある場所です。

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