[№5882-0094]燻煙煤竹の一輪挿し
煤竹とは、古い茅葺屋根の屋根裏や天井からとれる竹のことです。100年から200年以上の長い年月をかけ、囲炉裏の煙で燻されて自然についた独自の茶褐色や飴色に変わっているのが特徴で、煙が直接当たっているところは色濃く、縄などが巻かれて直接煙が当たらない部分は色が薄く、竹に独特な濃淡が出て美しい表情を持ちます。これが煤竹の醍醐味となっております。しかし近年では、古い茅葺屋根自体が減少し、純粋の煤竹は手に入りにくくなっております。そこで竹資源の豊富な新潟県田上町では新たな取り組みとして、人工的に竹を煙で燻した煤竹作りに挑戦しました。 ※画像はイメージです。 事業者:今井 建具店
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