山梨県 富士河口湖町 (やまなしけん   ふじかわぐちこまち)

「鞄工房 香」くじらのパスケース

地元、富士河口湖町大石で、使い手の心を想いながら日々鞄を造っている 「鞄工房 香」のオリジナルレザーパスケースです。 一つ一つ丁寧に手造りされています。 目が笑っていない表情がリアルでも ありますが、丸い形でカワイイですね。 どこから見ても”クジラ”です! 温かみのある、使うほどに味の出るパスケースかと思います。 ※全てが手作業の為、色見・サイズが若干記載と異なる場合があります。 ※通常は受注後2週間前後で発送。受注が集中した場合は2ヶ月以上お待たせすることがあります。 【鞄工房 香(kou)】---------------------------------------------------- ~コンセプト~ 風の匂いに酔いしれる動物の眼差しや雨上がりの陽射しを楽しむ野の花が好きです。 大きな自然の中で息づく命のぬくもりや幸を鞄にカットしています。 ~プロフィール~ kato kahori 多摩美術大学工芸学科卒業 鞄作家林英樹氏に師事 富士河口湖町に鞄工房 香を開く 現在、身の回りの自然や動物達をテーマにカットワークの鞄や小物を制作 各処、ギャラリー等で作品発表 ---------------------------------------------------- 関連キーワード:手作り レザー 革 バッグ 普段使い ポーチ 鞄 革製品 パスケース

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容量
素材:牛革 サイズ:長さ約13.5cm、高さ約10cm

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自然豊かな森の中にあるアトリエ

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富士山のふもとに広がる山梨県富士河口湖町は、豊かな自然に囲まれた美しいまち。都心からのアクセスも良好であるため、観光地としても人気のエリアです。忙しない日常から一線を画すような穏やかな時間が流れるこのまちは、江戸時代から伝わる絹織物・大石紬をはじめ、ものづくりが盛んな地域として知られています。。

近年は、うつわや木工作品などを手がけるクラフト作家が全国各地から移住し、アトリエをオープン。身の回りの自然や動物をテーマにハンドメイドのオリジナルレザー商品を展開する加藤香保里(かとうかほり)さんも、この地に魅了されたひとりです。

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「母がこの村の出身で、子どもの頃からよく訪れ親しんだ土地でした。大学卒業までは東京で過ごしましたが、いつか工房を構えるならここがいいとずっと考えていました」

こう話す加藤さんは、多摩美術大学卒業の後、長野県で鞄作家の林英樹氏に師事。1年の修行を積むと、お母様のご実家のある河口湖町大石にアトリエを構えます。

野性味と、愛嬌が同居する「鞄工房 香」の動物モチーフ

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「大学時代からずっと、ものづくりで生活をしていきたいと思っていました。つくりたかったのは、人の生活から離れたアート志向の強いものではなく、生活のそばにあるもの。そして、手で持てるものがいいと考えていました」と語る加藤さん。大学時代はガラス工芸を専攻していたと言いますが、卒業後1年の修行で鞄製作の技術を一通り習得。師事した林英樹氏から譲り受けた「ミシン」と「皮梳(す)き」で、作家として鞄づくりをスタートします。

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中でも、「鞄工房 香」の作品として人気を集めるのが、、動物をモチーフとしたバッグやポーチの数々。今回ご紹介する返礼品の鯨のポーチもその一つです。

「動物をモチーフとするようになったのは、お客様からのリクエスト。愛犬をワンポイントで入れてほしいとご要望をいただき、つくったことがきっかけです。それ以降、様々な動物をレザーで描くのが楽しくなり、今では『鯨のポーチ』のように動物だけを立体的に製作したものや、動物を大きくあしらったものも登場しています」

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毎年登場する新しい動物を待ち焦がれるファンもいるという加藤さんの動物モチーフ。可愛らしくしすぎないことにもこだわりがあるそうです。

「野性味とリアリティを表現したいから、新しい動物を製作するときは、動物園に行って本物を見たり、画像を見たりしています。動物らしく、いかにリアルにつくるかを心がけています」

普段使いを考えた細やかな手仕事

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革の仕入れからパターンの作成、生地の加工から縫製まですべて加藤さんが手作業で仕上げる「鞄工房 香」の作品は、軽くてやわらかいのも特徴の一つです。

「普段使いしていただきたいので、製品は扱いやすいことが大切です。そこで、生地の牛革は仕入れた後に『革梳き』を用いて薄くします。そうすることで、軽くてやわらかい製品となります」。また、縫製時に革を折り返す際には、しっかりと折り目をつけて、ゴワゴワしないようにプレス。立体的でありながら、軽くてやわらかく、マチを折ってぺたんこにもできます。かさばらないレザーポーチは気軽に持ち運びしやすい作品です。

目に宿す、「鞄工房 香」のこだわり

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「鯨のレザーポーチ」をはじめ、バッグにあしらわれた絵画のような動物たちは、すべて革のみの仕上げ。そして一番のこだわりは、「目」の表現にあります。

「私が好んで選ぶ動物は、自然の中で生きる大きな動物が多いですね。彼らが生きる姿をそのまま表現したいと思っています。だからこそ、視線の方向が大切。観察しながらどの方向を向いて、何を見ているのか…などを考えます。いつも目があうのではなく、ふとした時に視線が重なり、どきっとする。そんな心地を味わえるようにデザインしています」。そのため、同じ商品が並んでいても、どれも少しずつ表情が違うのです。“巡り合い”を楽しむことも加藤さんの作品を手にする醍醐味の一つです。

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長く愛せる、生活の相棒に

加藤さんが手がける動物モチーフのレザー作品は、富士河口湖町内の伝統工芸館や加藤さんのアトリエで実際に手に取ることができます。また、都内のギャラリーでも年3回ほど作品展を行なっているそう。

「人が手に持つ生活用品をつくりたいと思ったことが、鞄作家になる最初のきっかけでした。軽く、やわらかいから持ち運びしやすく、選ぶ動物で個性を表現することもできます。ハンドメイドで仕上げるので、同じものが二つとない一点もの。ずっと長く、愛着を持って使い続けていただけたら嬉しいですね」

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中部支部(山梨県富士河口湖町担当) / 小栗 詩織(おぐり しおり)

岐阜県出身、山梨県甲府市在住。フリーランスのコピーライターです。お酒と山登りと海と温泉が好き。フルマラソン完走4回(自己ベスト4時間16分)。一児の母。

優美な富士山を間近に望むことができる富士河口湖町。宿泊施設や土産店が充実していることに加え、町中には地元の人も観光客も楽しめるカフェや雑貨店が次々オープン。何度訪れても新しい気分をくれる町です。

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