岐阜県 可児市 (ぎふけん   かにし)

鉄釉織部ぐい呑 作者:瀧口 大喜 / 美濃桃山陶 陶芸 陶器 伝統工芸 焼物

作者:瀧口 大喜 サイズ:7.4cm×5.7cm(径×高さ) 瀧口大喜さんは、可児市久々利大萱で生まれ、主に織部を中心に作陶しています。 漫画を描きたく、京都にある美術の専門学校に進学しましたが、日本の古いものやデザインに興味が出てきて、30歳で父で陶芸家の瀧口喜兵爾さんに師事。 「性格的にきっちりと作ってしまう」という仕事ぶりは、丁寧な仕事ぶりという定評に繋がっています。 「父のように土の表情を出し、もっとのびやかな線を描きたい」と、固定観念に縛られず、自由な発想で作品を作り出すことを心がけています。 1977年 可児市久々利大萱に生まれる 1996年 岐阜県立多治見工業高校デザイン科卒業 1999年 京都インターアクト美術学校卒業 2007年 父・瀧口喜兵爾に師事 2009年 新宿杮傳ギャラリー父子展 2010年 新宿高島屋 瀧口大喜作陶展 2015年 美濃陶芸庄六賞茶碗盌展 奨励賞

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美濃桃山陶の聖地・可児

”美濃桃山陶”とは?

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日本の陶磁史上最も華やいだ時期といわれる、安土桃山時代。
その時代に可児をはじめとする東濃地方で焼かれた陶器が、”美濃桃山陶”です。 
美濃桃山陶には、大きく「黄瀬戸」「瀬戸黒」「志野」「織部」といった種類の焼きものがあります。 
美濃桃山陶の中でも、16世紀末に生まれた「志野」は、日本で初めて白い釉の下に筆で絵や文様を描いた焼き物です。
装飾性が豊かで、半透明な釉に浮かぶ斬新な鉄絵の面白さは、茶人を虜にし、隆盛を極めました。
国宝や重要文化財に指定されている名品も多く、まさに美濃桃山陶を代表する焼きものといえます。 

美濃桃山陶の産地

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長い間、美濃桃山陶は愛知県瀬戸市で焼かれた、いわゆる「せともの」と考えられていました。
「黄瀬戸」や「瀬戸黒」と呼ぶ名称にその名残があります。  
美濃桃山陶の本当の産地がわかったのは、昭和5年(1930)、荒川豊蔵が可児市久々利大萱の牟田洞で、筍の描かれた「志野」の陶片を偶然に発見したことによります。  
牟田洞古窯では、国宝の志野茶碗 「銘 卯花墻」(三井記念美術館所蔵)が焼かれたといわれています。

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荒川豊蔵は、美濃桃山陶の復興に尽力し、「志野」「瀬戸黒」の技術で重要無形文化財技術保持者(人間国宝)に認定、文化勲章を受章するなど、その功績が今日に至るまで称えられています。
現在、荒川豊蔵邸の敷地は「荒川豊蔵資料館」となり、豊蔵の作品や収集品を紹介しています。また、敷地内の居宅や陶房も公開しています。 

そして現在ー

平成22年(2010)に「瀬戸黒」で人間国宝に認定された加藤孝造氏も久々利で作陶に励んでいます。
また、20名ほどの陶芸家が可児市を拠点に作陶に励み、安土桃山時代からの伝統技術の継承、発展を担っています。

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