『形状は針のごとく、繊細で優美であり、風味も群を抜き秀逸』 明治時代初期、そんなお茶が富士市で作られました。このお茶が輸出されると「天下一品茶製造所」の称号が贈られ、天下一の名は海外にまで知れ渡り、一世を風靡しました。 しかし、この製法の記述が残されず、幻の名品となってしまいました。 天下一発祥の地である富士市では、2013年に富士市茶手揉保存会が8年もの歳月をかけ、様々な古い文献をもとにその製法を現代に蘇らせました。 天下富士は、そんな天下一と絶賛された富士市発祥の幻の製法で富士市茶手揉保存会が作った手揉み茶です。湯を注ぐと広がる香りと旨みは、日本人の繊細な五感に訴える名品です。 なお、富士市茶手揉保存会では「天下富士審査会」を実施し、そこで認められた品質の茶葉のみを天下富士として認定し、販売しています。