刀鍛冶謹製 蕨手鋼文鎮
炭素鋼を鍛冶用木炭にて加熱し自由鍛造にて入念に形成しました。金肌の付いた表面を磨く事により鉄味に艶が増し、軽い防錆処理効果も得られます。そして手に触れて末永く使うほど良い風合いになってきます。 日常は文鎮、ペーパーウェイト等に使用して頂くのはもちろんのこと、閉じ込め等の緊急時には打撃用のツールとしても使用できます。 1点1点の手作り品により個体差があります。一期一会のお楽しみとしてご了承いただければ幸いです。 (注意事項) 最初は強く布に当たると色が付くことがあります。軽い防錆処理はしておりますが、メッキや塗装などの強い防錆処理をしていないことと、出来立てということもあり錆びが生じやすくなっております。(鍛造や切削により鋼が動いてしまいますと一定期間酸化〈錆び〉に向かいやすくなります) 油を付けた布と乾いた布を交互に拭く作業を一定期間行うと錆びも落ち着き、良い色合いに変わってきます。錆びが生じた場合はこの作業を行って下さい。 鋼の色合いとしましてはお渡しする際が1番若い状態です。これから手で触り、油を塗り、乾磨きして古い日本刀の「なかご」のように自らの手で「蕨手鋼文鎮」を育てて行って下さい。 【保管方法】常温 (プロフィール) 刀匠銘 田中 貞豊(たなか さだとよ) 平成6年 刀匠人間国宝 月山貞一師に入門 平成11年 文化庁より美術刀剣制作承認を受ける 平成13年 師匠の許しを得て独立 故郷草津市に鍛刀場を設ける
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