大阪府 高槻市 (おおさかふ   たかつきし)

1 清鶴 純米 ひやおろし 1800ml 2本 高槻ふるさと納税セット

純米酒ひやおろし、蔵元のタンクにてじっくりと熟成させて旨味を引き出したお酒。 キレもあり呑みやすく仕上げました。 【製造者】 清鶴酒造株式会社 大阪府高槻市富田町6-5-3 事業者名:清鶴酒造株式会社 連絡先:072-696-0014 20歳未満の飲酒は法律で禁止されています。 【関連ワード】 日本酒 地酒 純米酒 ひやおろし 熟成 清鶴酒造 きよつる 高槻 お酒

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容量
純米 ひやおろし 1800ml×2 【原材料】 米(国産米)・米麹(国産米)

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古寺と酒蔵と町家が残る、銘酒のまち富田(とんだ)

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大阪と京都の中心部からちょうど中間点にあたる大阪府高槻市。都会と田舎の魅力を併せ持つ「とかいなか」と呼ばれ、ベッドタウンとして発展してきました。古くからの歴史を有し、遺跡や史跡、社寺、名勝などが数多く点在しています。自然にも恵まれ、北には名勝・摂津峡(せっつきょう)を抱く北摂連山(ほくせつれんざん)。南には淀川の豊かな流れがあります。

市内の南に位置し、唯一の台地である摂津富田。富田の酒造りは、北摂連山の花崗岩質にしみ込んだ清水と良質な酒米によって“香味勝て宜し”と賞され、江戸時代には24軒もの造り酒屋が軒を連ね、隆盛を極めました。今では2軒の造り酒屋が伝統を受け継いでいます。

高槻市の景観賞にも選ばれた、造り酒屋の佇まい

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2軒のうちの一つが清鶴(きよつる)酒造です。創醸1856(安政三)年の清鶴は、徳川家から特権を与えられた豪商「紅屋」の流れを汲む、最も古い富田の蔵元。芭蕉の弟子・宝井其角(たからい きかく)の作と伝えられる、一世を風靡した回文「けさたんと のめやあやめの とんたさけ」。この句にある「あやめ」とは、紅屋の銘柄でした。

富田の町を歩けば、新酒を知らせる杉玉を吊るした町屋や、寺内町として栄えたころのお寺が点在し、歩くだけでも歴史が感じられます。なかでも清鶴酒造の蔵は印象的で、地域の象徴です。旧来の細いT字型の街路に面して、繊細な格子と黒壁の主屋。会社のシンボルマークにもなっている3つ並びの蔵など、往時の繁栄を今に伝えています。2019年には高槻市の景観賞(建造物部門)に輝きました。

日本酒一筋、160余年の清鶴酒造

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お話をうかがったのは、清鶴酒造 の社長・石井清祐(せいすけ)さん。初代・清兵衛さんより、代々「清」の字を受け継ぐ、6代目の当主です。蔵に入ると、お酒の甘い香りが漂い、ふんわり癒されます。

「私たちの酒蔵は日本酒一筋です。昔ながらの職人気質で手仕事の工程にこだわっています。『機械化によって味が変わるのであれば、取り入れるべきでない』という方針を代々受け継いでいるため、そう多くも造れません」と、石井社長。何よりも目の行き届いた酒造りを大切にしています。

昔ながらの「袋しぼり」でじんわり旨味を引き出す

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昔ながらの手法にこだわる清鶴では、秋から冬の酒造りシーズンになると、いなかから杜氏がやってきます。しんと冷えた蔵のなかで、杜氏が掛け声をかけながら3人の蔵人が息を合わせます。「日本酒の醸造では、天候や米の浸水時間がちょっと違うだけで味が変わります。微生物と対話するには、杜氏の感覚が大切なんです」

創業以来、手間をいとわず、もろみを袋につめてじっくりとろ過する「袋しぼり」を続けています。日本酒と酒粕に分ける「槽しぼり」も半日で搾れるところを、あえて4日間も費やします。「自然な圧力でしぼることによって、日本酒だけでなく酒粕もふんわりおいしくなる」と、石井社長。水で抽出する水出しコーヒーのように、苦みや雑味が出にくくすっきりした味になるそう。酒粕は知る人ぞ知る人気商品で、店先に並ぶ前にほぼ売れてしまうのだとか。

酒蔵では「今だけ、ここだけ」で楽しむ日本酒も

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清鶴では2月頃に数日限りの酒蔵見学ツアーを開催。創醸より数えての年数をラベルにした限定酒など、酒蔵に行くからこそ出会えるその時々の味があり、訪れる人をよろこばせています。

「高槻に残る2つの酒蔵とも阪急富田駅から歩ける距離にあるのは、富田酒を知ってもらう上でも強みだと思っています」と、石井社長。2つの酒蔵は、富田の歴史や文化を発信する地元有志の「けさたんと会」のメンバーで、地域イベントでは一緒にブースを出すなど、酒蔵がある町を盛り上げたい気持ちは一緒だと語ります。

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技を尽くし、心を尽くす。五感を駆使して醸し出す銘酒

古くから親しまれる富田酒の「清鶴」。我が子をいとおしむように醸す酒は、名だたる逸品です。めざすのは、「甘」「酸」「苦」「渋」「辛」の五味調和。口に含んで喉ごしよく、さらに香り高く、後味にふくよかな余韻が残る―。これが、清鶴の理念であり持ち味です。「今日もよくがんばった」と、ほっと一息つきたい時に開けたいお酒。呑めば、芯のあるおいしさに励まされることでしょう。

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