紀貫之の土佐日記にも登場する「鵜殿ヨシ原」でとれたヨシ（葦）を使った糸から作られています。 ヨシ繊維とオーガニックコットンを混紡糸にして、日本古来の伝統技術で織られた蚊帳生地にし、5枚重ねのふきんにしています。 ヨシ繊維の大きな特徴は、水生植物由来なので、吸水性に優れ、他の天然繊維と比べて軽いという特性があります。天然の抗菌性も備えており、蚊帳生地と相まって、濡れても臭いにくいふきんになってます。 タオルのふきんなどと異なり、汚れのふき取りやグラスへの糸残りが少ないのも人気の理由です。握力の弱い、小さなお子様や、ご年配の方でもしっかり絞れるよう、細番手の糸を使っています。 鵜殿のヨシ（葦）は春に芽を出し1年で3～5mまでまっすぐに成長し、冬になると立ち枯れします。 こののち火を放ち「ヨシ焼き」を行い雑木化や外来生物の駆除がされています。 鵜殿ヨシ原で取れるヨシは、古来より宮内庁雅楽部の篳篥（ひちりき）という楽器のリード部に利用され、献上されてきました。 この鵜殿のヨシを活用した蚊帳生地のふきんは鵜殿ヨシ原の認知向上とサステナブル（持続可能なものづくり）、環境配慮の啓蒙を目的に作られました。 ご家庭でのご利用はもちろんのこと、贈り物やギフトとして、新築祝いやお引越しのあいさつ、転勤や退職等の粗品としても重宝されています。 鵜殿で取れるヨシの収量に限りがございます。なくなりますと次年度のお届けになります。ご了承ください。 事業者名：眠りショップ　わたや館 連絡先：072-685-0557