広島県 福山市 (ひろしまけん   ふくやまし)

経年変化による味わいを楽しむ「デニム抜染(ばっせん)スリッポン」(27.5cm) ファッション 靴 シューズ ペイズリー柄 広島県 福山市 F24L-459

日本3大絣の備後絣の産地・広島県福山市の藍染技術から、「抜染」(ばっせん)という独自の染色技術を確立した「山陽染工」が、抜染の技術を生かしたスリッポンを作りました。生地には福山市で生産されたデニムを使用。プリントではないので柄が落ちることがなく、履き込むほどに味が出るジーンズのように経年変化を楽しめます。 発送:通年

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商品名:デニム抜染(ばっせん)スリッポン アッパー素材:デニム・牛革 ソール素材:ゴム サイズ:27.5cm

・デニムを使用していますので、若干の色落ちの可能性があります。雨の日等の着用にはご注意ください。
・サイズが合わない場合は在庫があれば交換可能です。その際は事前に事業者までお問い合せください(送料は寄附者のご負担となります)。

経年変化が楽しめるスリッポン

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福山市が世界に誇るインディゴ染の名手、『山陽染工』が開発した「段落ち抜染(ばっせん)」の技術を用いたペイズリー柄のデニム生地を使い、福山市のお隣・府中市のハンドメイドスニーカーブランド『スピングルムーヴ』と共同開発したスリッポン。生地の上からプリントを施すのとは異なり、一度染め上げたデニムから色を抜いて模様を描いているため、柄が剥げることなく、繊細なペイズリー柄を長く楽しむことができます。抜染の工程を想像しながら、非常に細かい柄をズレなく作り出す高い技術を、ぜひ手に取ってご覧ください。
靴の製造は伝統的なバルカナイズ製法(ソールがそり上がってアッパーを巻き込む製法)で、ソールが剥がれにくく履き心地もバツグンです。

大正時代の技術をさらに進化させた「段落ち抜染」

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『山陽染工』は、大正14年に創業し、藍染をはじめとした生地の染めを専門とする企業です。この企業が創業時から特許を取得しているのが、「抜染」(ばっせん)という技術。生地を染めて柄をつけるのではなく、一度染めた生地から色を抜いていくことで柄をつくる、“逆転の発想”ともいえる技術です。
伝統的な絣(かすり)では、あらかじめ糸を部分的に縛って染まらない部分をつくり、その糸を織ることで柄を作っていました。縛る作業が大変なのはもちろん、何十本もの縦糸と横糸の位置を合わせて設計図通りに織らなければならず、非常に手間がかかったのです。それを、「染めてから色を抜く」という作業を機械化し、大量生産を可能にしたのが山陽染工の抜染技術です。
当初は白く色を抜くだけでしたが、それを更に進化させ、色の抜き加減を変えることでより豊かな表現ができるようにしたのが「段落ち抜染」と呼ばれる技術。美しいグラデーションから複雑な柄まで自在に描けるようになりました。この「段落ち抜染」を量産できる技術を持つ企業は世界的にもほとんど存在しません。まさに繊維のまち・福山市が誇る技術のひとつです。

機械であっても、職人の技術が必要不可欠

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段落ち抜染の機械は、山陽染工のオリジナル。抜染剤の濃度ごとに柄が掘られた複数のロールがくるくると回っており、ロールの中から出る抜染剤を、布がロールの下を通る時に付着させて色を抜きます。抜染剤の濃度によって濃淡がつくのです。経験を積んだスタッフがその様子をじっと見ながら、0.1mm単位の僅かなズレを見極め修正する技術はまさに職人技!
抜染直後の布はまだ色が抜けきっておらず、この後「蒸す」「洗う」という工程を経てやっと色柄がはっきりと浮かび上がり、完成します。色の変化が小さい状態で、ズレを見極める職人の技術の高さがよく分かります。

『山陽染工』広報 森定加奈子さん

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山陽染工の広報・森定加奈子さんは、抜染の魅力を「使い込むと愛着がわいて、大切にしたいと思えること」と言います。ハギレの生地で手づくりしてみたというシュシュを見せていただくと、ほんのり生成色っぽく変化して味わいを増しているのがわかります。「これから自社製品を増やして、生地自体の販売などもしていきたいと考えています。デニムの可能性を拡げていきたいです」と森定さん。世界に誇る抜染アイテムで、新たなファッションを楽しんでみてください。

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福山市ってこんなまち

福山市ってこんなまち

江戸時代に誕生した「備後絣(かすり)」から栄えた繊維業、北前船に積んだ木材を利用した下駄生産から発展した木工業のほか、日本最大級の鉄鋼コンビナートや機械工業、造船業など、多様な「ものづくり企業」が集っています。

福山ブランド|福山市で生まれた唯一無二のプロダクト

福山ブランド|福山市で生まれた唯一無二のプロダクト

福山市で生み出される創造性あふれる産品・サービスや素材・技術、取組・活動の中から、「新しい発想の実現のために技術と情熱を注いでいるもの」「伝統や歴史に満足することなく進化させ続けているもの」を【福山ブランド】として認定・登録。市と市民が一体となって、まちの「いいもの」を発掘・進化させています。

日本一のデニムの産地|デニム生産量は全国シェア約8割!

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福山市は世界に誇れるデニムの産地です。世界の有名ファッションブランドに使用されるなど、その品質の高さは世界から認められています。この地域は、紡績、染色、織布、加工、縫製、洗いといったデニム・デニムを使った製品生産に関わる全ての工程が揃っています。
G7広島サミットでは、来訪したG7各国代表団及びプレス関係者の記念品として、福山のデニムを使ったサミットバッグが採用されました。

100万本のばらのまち|世界バラ会議福山大会2025に向けて

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戦後、平和を願う市民による1,000本のばらの植栽から始まり、現在では100万本以上のばらが咲き誇る「ばらのまち福山」。2025年、世界中からばらを愛する人たちが一斉に集う「世界バラ会議福山大会」を開催し、ばらや福山の価値・魅力を発信します。
Roses for the Future ~福山からはじまる、新しい未来~

日本遺産・鞆の浦|江戸時代の面影を残す「潮待ちの港」

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福山市南部に位置する景勝地「鞆の浦(とものうら)」は、万葉の時代から「風待ち・潮待ち」の港として栄え、江戸時代には北前船が寄港し繁栄しました。鞆の町並みは国の重要伝統的建造物群保存地区(重伝建)に選定、朝鮮通信使関係史料がユネスコ「世界の記憶」に登録、日本遺産に認定されています。

福山城│築城400年を迎えた徳川家ゆかりの城

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福山駅の新幹線ホーム(上り)に降り立つと、福山城の石垣や天守を間近に望むことができます。これは福山駅が、かつての城郭内に建っているから。築城400年を迎えた2022年に令和の大普請と銘打ち、大規模改修リニューアルを行いました。

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