高知県 宿毛市 (こうちけん   すくもし)

県展受賞大工がつくる、世界に一つだけの組子細工の額装アート(50cm×80cm)

「組子細工の額装アート」土佐の匠として認定された大工が、あなたのためにつくります。「瓢箪」「熨斗目」「扇子と蝶」の3種のデザインから選べます。 手作業にこだわってきた宿毛の大工が、幡多ヒノキをメインとした高知県産木材を使用して、あなただけの組子細工をつくります。作り手は、濱中建築2代目の濱中伸也さん。独学で始めた組子細工で、2015年に高知県展入賞を果たすと、翌年の県展で来場者が投票で選ぶ「ギャラリー賞」を受賞。その後もさまざまな賞を重ね、2019年の宿毛市展では特選に輝き、2021年には「土佐の匠」にも認定されました。某有名ライフスタイル雑誌にも掲載され、注目を集める濱中さんが「瓢箪(ひょうたん)」「熨斗目(のしめ)」「扇子と蝶」という3種類を基本に、あなただけの組子細工をつくります。

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「瓢箪紋」「熨斗目」「扇子と蝶」の三種類、約50cm×約80cm(模様・バランスによって多少変わります。) 「瓢箪(ひょうたん)」「熨斗目(のしめ)」「扇子と蝶」の3種類から基本テーマをお選びいただき、電話でのやり取りで模様を決めます。注文確定後から手作業になるので、発送までお時間をいただきます。

組子細工の額装アートがあなたの家を飾ります

組子細工とは、細かい木材に切れ目を入れ、組み合わせることで幾何学模様をつくる技です。古くから伝わる技法で、日本家屋の障子や欄間、襖を飾ってきました。

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今回、宿毛市の返礼品として、手作業にこだわってきた宿毛の大工が、あなただけの組子細工を幡多ヒノキでつくります。基本のデザインは「瓢箪(ひょうたん)」「熨斗目(のしめ)」「扇子と蝶」の3種類。あらかじめつくった既製品ではなく、どんなものが好みか、どこに飾りたいかなど、電話でやり取りをして最終的な模様を決めていきます。

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宿毛市内にある濱中建築のギャラリーで、「これを見て」と濱中さんが指差した先には、巨大な扇子の組子作品がありました。扇子の周りには小さな丸い穴が敷き詰められているようですが、近づいて見ると、実は穴は四角形。
組子細工では、目の錯覚を利用してさまざまな線や模様を描くのだと濱中さんが教えてくれました。幡多ヒノキを中心に、いくつかの木材を組み合わせることによって色の違いをつけるのだといいます。

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組子細工は、細かな部品や図形を大量に組み合わせるため、1ミリの誤差で全体のバランスが大きく崩れてしまいます。濱中さんは慎重に、節のない上質な木材を選び、0.1ミリ単位で薄い板を作ります。今度はその板に小さな切れ目を入れていき、一つ一つ組んでいく。まさに「修行」のような作業です。「組子は誰が見ても、技術とデザイン力、そして根気がいると分かる。時間をかけて腕を磨いた人だけができるのも魅力です」(濱中さん)

依頼主の笑顔のために

濱中さんは、大工仕事の「おまけ」として組子細工をつくってきました。

「自分にしかできないものをつくりたかった」と組子を始めた理由を語ります。普段は家を建てたり、修復をしたりする普通の大工。家業を継ぐために地元・宿毛に戻ったある日、大工仕事の最中にふと気が付いたと振り返ります。

「決められた設計図の通りに釘を打ち、ボードやクロスを張る。これって、誰でもできる仕事やない?」

「家」は住む人にとってとても大事なものです。雨や寒さをしのぎ、命を守って、思い出を蓄える。そんな家を「誰でもできる仕事」でつくっていいのだろうか、「あの人に頼んでよかった、と思われる仕事をしたい」と悩んでいたある日、組子細工に行き着いたそうです。

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濱中さんにはこだわりがあります。

それは、できるだけ「機械」に頼らないこと。図面を引くのも、見積書も未だに手書き。パソコンが便利なのは分かっているけれども、「なくてもできる」状態を保ちたい。「機械やAIはこれからもっと進歩する。でも、人間にしかできないこともあるがやない?」と濱中さんは問いかけます。

濱中さんは、新築の家の建具の一部を組子にしたり、その人、その家に合ったデザインの屏風をつくったり。工事現場で遊ぶ飼い猫を見れば猫の飾りをつくり、独居の男性の家が大雨の被害に遭うと、直した扉に先立った妻の好きな花をあしらってきました。出会ったその時、その人に合ったものは自分にしかつくれない。だから、濱中さんの作品には「同じもの」は一つもないのです。

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楽しいから、極められる

濱中さんは最近、学校で子どもたちを前に講演する機会も増えたそうです。子どもたちは組子細工を前にまず驚き、興味津々に話を聞いてくれる、とうれしそうに話します。

授業の最後に、いつも伝えることがあるといいます。「僕が組子をやる理由は、日本の伝統技術を広めたいという気持ちがあるから。でも、もっと大事な理由があります」と。

「みんなが大人になっても大事にしてほしいことです。組子はね、僕自身が楽しいからやるがよ。極められるがよ」

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宿毛の大工、濱中伸也さんから一言

大工仕事で磨いた腕を生かした額装アート作品です。玄関でお客さんに見てもらうも良し、リビング、寝室に飾って眺めるも良しの作品に仕上げます。

濱中建築のその他

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