佐賀県 有田町 (さがけん   ありたちょう)

A800-25 有田焼 禁裡御用(宮内庁)窯元 辻精磁社 染付七福神文銘々皿揃い

辻精磁社は、有田で最初に陶磁器食器を禁裡(宮内庁)に納められ、現代も禁裡(宮内庁)窯元として、ご用命を受けています。 この作品は、七福神の盛皿と取皿です。 災難が除かれ、たくさんの福を授かりますよう願い製作しました。 窯元:辻精磁社

800,000以上の寄附でもらえる
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  • ギフト包装
  • のし
容量
輪花皿:径22㎝ 高さ4㎝ 八角銘々皿:径13.4㎝ 高さ2.3㎝  ※電子レンジ及び食洗機使用不可

青い染付の器を作り続けている辻精磁社。
有田の器作りの中心地である内山地区で300年以上器や美術品を作り続けている老舗窯元が作り出す「青」は、時代が変わっても人の心を動かす美しさがあります。
天然の呉須を使った染料を使い、一筆一筆手書きで塗り重ねられる青は、類なき美しさを放ちます。

◇トンバイ塀

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辻精磁社の歴史の証として、現在も窯の周りに建っているのは、トンバイ塀。
江戸時代、独自の技法が外に漏れないよう、レンガなど窯焼きで使われる材料などを積み重ねて建てられました。
現在もトンバイ塀の中に工房を構え、伝統技法を継ぐ絵付師さんとともに作品作りに励んでいます。

◇御用窯としての役割

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1668年に納めた器が天皇の称賛を得てから現代まで、栄職に恥じないものづくりを追求し続けています。
日々の生活が変わり、価値観が多様化する中でも、求められる美しさを表現し続けるために、日々研磨を怠らずに邁進されています。

◇極真焼

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1811年八代当主喜平次により発明された辻家秘伝の製法。作品と同質の磁土で箱(通称:匣鉢(さや))を作り、作品と使ったものとは融点が低い釉薬をかけ、焼成へ。内側のガスの浸透・拡散を完全に遮断することで、真空状態で焼成され、気品溢れる肌の光沢と深い呉須の発色となります。焼成後は鉄槌で匣鉢を割り製品を取り出すため、一回限りの製法かつ手間もかかることから、しばらくの間封印されていましたが、1985年に十四代辻常陸がこの技法の復元に成功し極真焼を蘇らせました。

【辻精磁社について】

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1668年、三代喜右衛門が納めた器が霊元天皇に賞賛されたことを転機に、有田で最初の皇室御用窯となり、現在までで350余年伝統を引き継いできた窯元。江戸時代は禁裏御用窯、明治から昭和初期までは宮内省御用達、戦後も宮内庁御用達として、磁器食器を納めました。染料には天然の呉須を使い、絵付師が一筆一筆丁寧に呉須(淡い青)を塗り重ねて描きます。窯独自の澄みきった青の美しさは今も多くの人を魅了しています。磨き上げた技術を以って描かれる文様や生き物からは動の息吹が感じることができます。

~美は心で生まれるもの~
仕事で速さを追求することはありません。あくまでも「辻精磁社としていい仕事」をしてもらうことを大切にしています。「きちっとした作品を作るには、きちっとした準備をすること。」「窯から上がった作品は通知表として、細部まで観察し自省し、邁進し続けること。」
今も変わらず、奇を衒わず、真の美しさを追求し続けています。
そして、総手描きで作る辻精磁社の器は、一筆一筆に心が入ります。ですから職人は技術だけでなく、心も鍛錬を続けています。

【歴史】

1668年
三代喜右ェ門は優秀名器を皇室へ納め、時の霊元天皇より御賞讃を賜り、第二代佐賀藩主鍋島光茂公を通じ禁裏(皇室)御用の勅定を賜り、菊花御紋章幕合高張提灯等の御下賜を受けました。

1706年
四代喜右ェ門は皇室御用直納の命を受け、特旨を以て官職常陸大椽に叙せられ、倫旨並びに天盃を拝受。以後常陸大椽の官職は皇室御用達の指定と共に代々世襲の職となっています。

1811年
八代当主喜平次が「極真焼(ごくしんやき)」という辻家秘伝の製法を創出。

1985年
十四代辻常陸が極真焼(ごくしんやき)の復元に成功。

1990年
秋の御即位大嘗祭に際しては菊花御紋章入金盃を作成、納品。

歴史については辻精磁社ウェブサイト(tsujiseijisha.jp)で詳細をご紹介しています。
辻精磁社の前は、GW期間中に行われている有田陶器市や、秋の陶磁器まつりの期間中、カフェブースが設けられます(CAFÉ DE ARITA)。期間中お越しの際はぜひお立ち寄りください。
通常平日もギャラリーを見学いただけます。

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