北海道 雄武町 (ほっかいどう   おうむちょう)

北海道雄武町産 韃靼そば乾麺麺つゆお茶セット(韃靼そば乾麺200g×6 神門のつゆ300ml そば茶150g)【04110】

農林水産大臣賞を受賞した北海道産の『韃靼そば茶』・雄武町の満天きらりを使用した『乾麺』・雄武町産昆布と鮭節のダシのきいた『麺つゆ』のギフトセットです。 ダッタンそばの一大産地「雄武町」で栽培された新品種「満天きらり」を使用した乾麺とお茶に、雄武町産利尻昆布と鮭節を使用したそばつゆがセットになっております。 ダッタンそば粉には、普通のそば粉の約100倍以上のポリフェノールの一種であるルチンが含まれており香ばしさが喜ばれています。 乾麺は韃靼そばの作付け面積日本一の産地、雄武町のダッタンそば「満天きらり」と北海道産小麦粉「ゆめちから」により細麺でのど越し良く作り上げ、 つゆは雄武町産利尻昆布と鮭節の深いダシの効いたまろやかな甘みと旨味の3倍濃縮つゆです。商品開発に女性をリーダーとし、主婦の方に毎日お使いいただけるよう、そばだけではなく様々なお料理にお使いいただける万能つゆを目指しました。まろやかであっさりとした味わいで、天ぷら等にも良く合います。 お茶は原料に新品種、雄武町産ダッタンそば「満天きらり」を100%使用し、ポリフェノールの一種であるルチンが豊富に含まれた、香ばしさと深い味わいの製品です。お好みに応じてそば茶の量を変えてください。​冷やしても美味しく、そのまま食べることもできますので、サラダやヨーグルト等のトッピングとして、またお茶がらも捨てずにそば茶ご飯、そば茶パンやコロッケなど、様々なお料理に入れてお楽しみ下さい。御自宅用だけでなく、贈り物としても御使用頂けます。 【生産者の声】 雄武町産ダッタンそばは栽培期間中農薬不使用で、有機肥料を使用した栽培を行っております。(有機JAS認証) 安心してお召し上がりいただけるよう製品開発から生産、出荷まで一貫した取り組みをしており、 美味しい製品をお届け致します。 是非ご堪能ください。

14,000以上の寄附でもらえる
  • 常温
  • 冷蔵
  • 冷凍
  • 定期便
  • ギフト包装
  • のし
容量
ダッタンそば乾麺(200g)×6束・麺つゆ(神門のつゆ)(300㎖)・そば茶(150g)

韃靼そば

韃靼そば
韃靼そばは、別名「にがそば」とも言われ、普通のそばに比べてさわやかな苦味があります。しかし、雄武町で栽培された韃靼そばの品種「満天きらり」は、世界初の苦味が弱い品種で、毛細血管を強化する効果や脂質代謝の改善効果のあるルチンを豊富に含みます。地元の満天きらりを使用して、生産から製粉まで一元管理しており、安心・安全です。各家庭での食事はもちろん贈答品としてもおすすめです。

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韃靼そばで地域再生。神門が築く持続可能な産業のあり方

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変わりゆく故郷の景色を再生したい

「夢はあるかい?」ーーそう訊ねられた時、堂々と胸をはって夢を語れる大人はどのくらいいるでしょう。株式会社神門の石井弘道社長は、「韃靼(だったん)そばで地域を再生し、持続可能な産業を築く」という、大きな夢に向かって目を輝かせながら挑んでいます。

人口減少、耕作放棄地の増加。北海道の多くの地域が抱える課題は、山野の資源が豊かな雄武町も同じです。変わりゆく故郷の姿に、石井社長は立ち上がり、雄武町に新たな特産品を生み出しています。

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神門が生産する「韃靼そば」。ちょっと耳慣れない名前ですよね。
由来は、モンゴルに住んでいたタタール民族によって古くから栽培されてきた「苦そば」。タタール人を表す韃靼(だったん)という漢字を用いて、日本では韃靼そばと呼ばれるようになったそう。ルチンやマグネシウムなど豊富な栄養素が含まれています。そんな韃靼そばをなぜ、雄武町で栽培することになったのでしょうか。

ーー雄武町で韃靼そばの栽培をはじめたのは、どういった経緯があったのでしょうか?

石井 :私はもともと役場職員で、建設課に25年、産業振興課に14年間いました。地元の産業に携わる中で、さまざまな農業の課題に直面したんです。

雄武町はもともと酪農地帯。ですが、 後継者不足で使われない土地が増え、役場では新たな農業振興策を模索していました。土地に適した農作物を検討していた時に、国の農業研究機関から、「雄武町の気象条件に、韃靼そばが合うんじゃないか」という話をもらったんです。

試験栽培がはじまったものの、当初は韃靼そばの食味が悪いという、マイナス面がありました。そうした中、農業研究センターが研究を重ね、苦みがほとんど出てこない品種を開発。それが、今栽培している「満点きらり」でした。

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人とのつながりで広がる、韃靼そばの可能性

「韃靼そばはまだまだ知らない人が多い。それは、チャンスなんだよ」と、笑顔で語る石井社長。製粉にとどまらず、オリジナルの乾麺や神門のつゆも手がけています。

ーー乾麺や神門のつゆなど、オリジナル商品の開発はどんな点にこだわったんですか?

石井:まず最初に、スーパーに売っている韃靼そばを全部買って食べて。自分のイメージする味のゴールを探った。 製麺を製麺会社にお願いする時も、「こういう味の麺にしてほしい」って、イメージを示さないと。

乾麺ができたら「やっぱり、つゆも欲しいね」ということになって。商品にはストーリー性が大事。
雄武町には山と海、それぞれの地域食材があるから、うまくコラボして作り上げようって。漁協さんの昆布とオダ水産の鮭節を原材料に入れて、雄武町ならではのつゆを作りました。

中身はもちろん、パッケージも重要。こちらも、デザイン会社とやり取を重ねて、つくりました。味もパッケージも、最終決定は女性にお願いしてます。やっぱり、女性の目線って大事ですね。

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北海道雄武町産 韃靼そば乾麺麺つゆお茶セット(韃靼そば乾麺200g×8 神門のつゆ300ml そば茶150g)【04014】

乾麺の開発から約5年が経ち、現在は新たな商品開発にも取り組んでいるそう。年に3〜4回、東京の展示会などにも積極的に足を運び、韃靼そばの可能性が広がっていきます。

石井 :構想はたくさんあります。
まず、今手がけているのが、東京の有名なそば屋さん監修の冷凍そば。うちのそば粉を使ってね。そば湯とお店監修のつゆもつけて。あとはそばパスタ。これは、東京の「イタリア展」で1回やってみようって。
それと、イチオシなのがレンジで温めて食べられる生そば。

ーー韃靼そばで、そこまで広がってるってすごいですね。アイディアはどんどん湧いてくるんですか。

石井 :展示会に行った時に、バイヤーさんが「今何を求めてるか?」をキャッチボールさせてもらっています。例えば、海外だとグルテン・フリーが求められる時代だとか。
そば茶も製造委託していますが、お茶もヨーロッパだと、有機JASのように“農薬を使ってません”という証明がないと売れません、なんて話とかね。
そういう会話からヒントを集めて、商品開発につなげています。

荒れ地を甦らせ未来につなぐ

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荒地の再生から、韃靼そばの栽培、商品開発と未開の地を切り開くように進んできた神門は、これからどのような未来を描いていくのでしょうか。

ーーどんどん広がりますね。

石井 :まだまだ「農地を買ってほしい、使ってほしい」っていう声があります。今は韃靼そばがメインだけど、それだけだと出口が余っちゃうと思う。
それで今構想してるのが、小麦。ロシア・ウクライナの小麦問題があるでしょう。1〜2年以内に、小麦の試験栽培をはじめたいと思っています。そばと小麦があれば、製造できる商品の幅がもっと広がる。有機の小麦を作れば、乾麺も全部有機JASのマークで作れるから。

役場から民間になったからこそ、地域貢献していきたいですね。
持続可能な地域産業を目指して、これからも頑張るよ。まだ道半ばだから。

「やっぱり経営者は夢を語らないと。いい時ばっかりじゃないからね。でも辛いことがあるから、楽しさも喜びも倍になると思う」
さまざまな難局を切り抜け、力強く語る石井社長の言葉に、こちらが勇気づけられました。

役場で培った知識や経験と、人とのつながりを大切に荒野を切り開く石井社長。韃靼そばの可能性と雄武町の未来は、広がっていきます。

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