広島県 福山市 (ひろしまけん   ふくやまし)

楽器 福山琴 (上角巻) 6尺 (付属品一式付き) 楽器 琴 福山琴 工芸品 広島県福山市/福山邦楽器製造業協同組合 [BAEW003]

福山琴は、広島県福山市が誇る伝統的工芸品として、数多くの音楽愛好者や演奏者に支持され続けています。 6尺(約180cm)の上角巻タイプは、中級者向けに仕上げられており、発表会や各種演奏会での使用にも最適です。 原木となる桐の厳選から始まり、市内の事業所で熟練の琴職人が手作業で丹念に製作するため、楽器一つひとつに深い情熱と技術が込められています。 美しい並甲、質感豊かな紫檀、そして上角巻の絶妙なバランスにより、見た目の美しさだけでなく、音色にも深みと温かみが宿るお琴。 演奏時には、伝統的な工芸品ならではの独特な風合いを感じることができ、ただ音を奏でるだけでなく、心に響く芸術作品としての存在感を放ちます。 また、本製品には、鳥居台、口前サック、琴柱、琴用ケースといった付属品一式が含まれており、購入後すぐに演奏を楽しむことができる充実のセットです! 時間をかけて研ぎ澄まされた技術と、琴に対する深い愛情が、気の遠くなるほどの丹念な作業を通して具現化され、まさに芸術の域に達しています。 ぜひ、この福山琴で、伝統の風格を感じながら、上質な音色に心癒されるひとときをお楽しみください。 福山琴 楽器 邦楽器 工芸品 日本伝統芸術 中級者向け 演奏用 桐製品 手作り 福山市 伝統的工芸品

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長さ:6尺(約180cm) 重さ:約6.0kg 仕様:並甲、紫檀、上角巻 付属品一式 ・付属品として、以下のものが付いています。 1)鳥居台 2)口前サック 3)琴柱 4)琴用ケース 【加工地】 広島県福山市

伝統工芸士による日本の伝統美と技が詰まった「福山琴」

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全国有数の生産量を誇り、楽器として初めて国の「伝統的工芸品」に指定された「福山琴」は、瀬戸内海のちょうど真ん中に位置する風光明媚な城下町・広島県福山市で生まれました。「福山琴」は、楽器として初めて「伝統的工芸品」に指定されました。原木の桐選びからはじまる琴の製作工程は、ほとんどが熟練した琴職人の手作業で丹念に仕上げられます。気の遠くなるような時間と確かな技術、そして何よりも琴に対する深い愛情が生む日本トップクラスの「福山琴」。中でも、発表会での演奏にも使える中級者向けの琴をお届けします。
専用ケースや琴柱などがセットになっていますので、楽器店で調弦をしてもらえば、すぐに箏の演奏を始めることができます。

名曲「春の海」の舞台となったまち・福山

福山市の琴の歴史は、元和5年(1619年)水野勝成(徳川家康のいとこ)が福山に城を築いた頃に始まるといわれています。江戸時代の城下町では、武士や町人の子女の芸事が盛んであり、備後十万石の城下町・福山でも、水野・松平・阿部と続いた歴代藩主の奨励もあって、歌謡・音曲が盛んに行われました。江戸の終わり、文化年間には京都で箏曲を伝授された琴の名手・葛原勾当が帰郷して備後・備中120あまりの町村をまわり、その弟子の数は580余名。その影響もあり、福山を中心として、早くから琴が生産される土壌ができたといわれています。

また、「春の海」で有名な箏曲家・宮城道雄の父は福山市・鞆の浦と所縁が深く、先祖代々の墓は鞆の南禅坊にあります。「鞆ノ津」という随筆の冒頭には、「私は神戸生まれとなっていゐるが、自分としては、やはり先祖からの鞆を故郷のやうに思ってゐる」と記されており、故郷である鞆の浦を思って作った曲が「春の海」です。葛原勾当の孫・葛原しげるとも関係が深く、2人の名コンビによって98曲もの童曲が生み出されています。

原木選びから調弦まで。長い時間と熟練の技術をかけた琴づくり

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琴の製作工程は、原木の桐を選ぶところからはじまります。およそ1年かけて乾燥させた桐材を切り出し、琴の胴体にあたる「甲」を作っていきます(甲造)。甲は、「刳(く)り」「彫り」「裏板付け」「焼き」「磨き」の工程を経てできあがります。
さらに、装飾、仕上げを経て完成。調弦までが作り手の仕事です。これらの工程のほとんどが、熟練した琴職人の手作業で丹念に仕上げられます。
気の遠くなるような時間と確かな技術、そして何よりも琴に対する深い愛情が日本トップクラスの「福山琴」を生み、育てるのです。

琴の価格はその“質”を表します

琴の価格はひとつひとつ異なり、相場というものがほぼありません。琴に馴染みがない人にとっては不思議に思うかもしれませんが、使用する木材の条件がひとつひとつ違い、それが琴の品質を左右するからです。
樹木の年輪は、育った地域の日照時間や気温、降雪量などによって随分と違ってきます。木の表面に近いほうが木目が詰まった固くてよい材料ですが、一本の木の中でその条件を満たす部位はごくわずか。最良の材料は一本の木につき一面ほどしか取れないほどなのです。また、材料の切り取り方にもいくつか方法があり、甲に美しい木目が出ているものは、音色が均質になるという特徴があります。
このように材料を切り取るには、樹齢の長い大きな原木でなければ取ることができません。その他にも、甲の彫りや裏板付けの方法、装飾などによっても違いがあり、こうした様々な違いが、結果として琴の価格にも反映されるのです。

『福山邦楽器製造業協同組合』理事長の藤井さん

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「福山の琴は、伝統工芸士ら熟練した琴職人により、手作業で丹念に仕上げております。日本の伝統楽器である琴を通じ、和楽器に親しんでいただくきっかけをつくるとともに、地域振興に寄与できればと願っています」

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