広島県 廿日市市 (ひろしまけん   はつかいちし)

熊野筆 晃祐堂【Kakishibuzome】5本セット(ポーチ付き)

夕暮れ時の様なノスタルジックな色合い 格別の肌触りの細光峰(さいこうほう*高級山羊毛)を使用し、その穂先を柿渋染により夕暮れ時の様なノスタルジックな色合いに染め上げました。 ハンドルは天然木を使用しており、木目が透けて見える高級感のあるデザインです。 【柿渋染】 柿渋は平安時代より連綿と受け継がれてきた完全自然由来の染料で、抗菌効果があり日常の様々なシーンで活用されております。 経時と共に色が浸透し濃さが増し深い風合いになっていくのも魅力のひとつです。 ※草木染めの一種のため、洗浄時に色落ちすることがございます。  使いこむほど変化していく風合いをお楽しみください。 ※手染め加工のため、実物と画像の色合い異なる場合がございます。 軸は、地元けん玉メーカーの「(株)イワタ木工」が製造をしています。使用しているギフト箱は、おりづるの再生紙が使用され、「商栄(株)」が製造しています。このおりづるは、広島平和記念公園 供養塔に、世界各地から平和を祈念し寄せられたものです。 3社とも「おりづる再生プロジェクト」に参加しています。 ◆お礼の品のお問合せ先◆商栄株式会社(TEL:0829-32-4185)

157,000以上の寄附でもらえる
  • 常温
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  • 定期便
  • ギフト包装
  • のし
容量
毛質:細光峰(高級山羊毛) ■パウダーブラシ 丸 出穂:50mm 全長:165mm ■チークブラシ 丸平 出穂:37mm 全長:147mm ■アイシャドウブラシ 大 出穂:13mm 全長:135mm ■アイシャドウブラシ 小 出穂:10mm 全長:134mm ■アイライナーブラシ 出穂:8mm 全長:132mm ■ポーチ 100mm×200mm

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筆の都で伝統の持つ「らしさ」と新らしさを両立「晃祐堂」

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広島市中心部から車で約30分。四方を山々に囲まれた盆地の町、熊野町。古くは江戸時代末期頃から筆づくりが行われていました。現在は書道筆、画筆、化粧筆のいずれも全国一の生産量を誇る「筆の都」として知られています。

町には筆の生産業者が100社余りあり、人口約24,500人の10分の1にあたる2,500人ほどが、何らかの形で筆づくりに関わっているといいます。そんな熊野町で、古来より伝わる熊野筆の伝統を守りつつ、穂先がハートの形をした「ハートの化粧筆」など独創的な筆づくりでも注目を集める熊野筆メーカーが「晃祐堂(こうゆうどう)」です。

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晃祐堂では、穂先の製造において必ず守っていることがあるといいます。それは、不要な毛を取り除くこと。高級とされる動物の毛であっても、悪い毛が混じってると肌当たりは悪くなります。そのため、毛先をカットしないのはもちろんのこと、長さが足りなかったり縮れていたりする毛を徹底的に取り除くのです。1kgの原毛があったとして、使われるのはその60%〜70%程度。全て手作業なので大変ですが、その手間は惜しみません。書道筆でも筆の良し悪しを決める筆先の毛は「命毛(いのちげ)」と呼ばれているそう。原毛の選別という基本的な作業を怠らないことが、肌にあててもチクチクしない極上の使い心地に大きく貢献しているのです。

化粧筆の可能性を広げた「かわいい」という世界観

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今でこそ、国内外のメイクのプロから高い評価を得ている晃祐堂の化粧筆ですが、化粧筆分野に参入したばかりの頃は作っても作っても売れない状況が続いたといいます。「書道筆づくりで培った技術を駆使して、とにかく品質の良い化粧筆を作れば売れるだろうと考えていたのですが、これが全く売れなかった。作ることに関してはプロだけど、売ることに関してはど素人だった」と取締役社長の土屋武美さんはいいます。「売れるにはどうすればいいのか」。試行錯誤を重ねる中、中国経産局主催の「カワいいモノ研究会」に参加する機会を得た土屋さんは、そこで「人間は本能的に『かわいい』ものに近づいていく」という特性があることを学び、パッケージや売り場のデコレーションも含めて世界観をつくることの大切さに気づきます。

「それからは筆を作ったら終わりではなく、パッケージや売り場の空気感までプロデュースするようになりました」。その後、土屋さんは「使うときの楽しさ」「かわいい」をコンセプトに、使うお客様のイメージによってブランディングしたオリジナル商品を次々と開発。中でも穂先がハートの形をした「ハート」シリーズは販売実績100万本以上の人気シリーズに成長しました。

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化粧筆の使い心地を支えるのは書道筆作りで培った高度な技術

これまでの筆業界にはなかった着目点で新たなマーケットを作り、躍進を続ける晃祐堂ですが、それはあくまで書道筆作りで築き上げた卓越した技術があってこそ。「熊野で書道筆も化粧筆も作っている会社って実は珍しいんです。筆といっても2つの筆の作り方は工程数一つとっても全く別物なんです。だから大体はどちらかに集中している。でもうちは書道筆を作りつつ、化粧筆も作っている。しかも書道筆ならではの高度な技術を流用することで、書道筆のクオリティに近い化粧筆を作れているという点が、多くのお客様に評価されているのだと思います」

「心地いい」をいかにつくるか。機械の力を上手に借りながら、最後は人の目と卓越した技術によって品質をまもる。それが創業以来、晃祐堂がこだわり続けるポリシーです。

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