大分県 日田市 (おおいたけん   ひたし)

D-31 日田杉の「木のコップ」Lサイズ 2個セット Φ75×H130mm

2018年初頭、世界的に海洋汚染が問題になり、その中でプラスチックストローの廃止の声が高まりました。 ストローを「日田杉」で作れないかと模索している中で気づいたのが、古くからある 松の経木(昔、魚や肉などの包装として使用されていた)で、今も日田で「白石薄板」 さん(0.15~0.2ミリ)が作っています。 この薄板を巻けばストローができると気づき、すぐに取り掛かりました。 思った通り、すぐに「日田松製ストロー」はできましたが、資源としての松は多くなく大量にある「日田杉」を使う事にしました。 同時にウッドコンビナート内にある「マルゲン」さんでも、0.3mm以上の薄板はできるので、水が漏れない様にして薄板を巻いて、今迄に見たことのない木目が横向きの素敵な「日田杉製薄板コップ」ができました。 0.3~0.5mmの薄板を巻いて作るので、今の形になる迄は試行錯誤の2年間でした。 今では日田の地域での取り組みとして、長期ウィスキー樽で熟成した日田の焼酎、日田の強炭酸水と、この『日田杉のコップ』の3点そろって「五感ただよう日田ハイボール」として日田の飲食店の方々にお使い頂き、大変好評を頂いております。 ■原材料 日田杉の薄板 0.3~0.5mmを使用 ■保存方法 直射日光を避けて保存 ■返礼品提供事業者 株式会社髙瀬文夫商店 【地場産品に該当する理由】 日田市区域内において返礼品等の製造、加工その他の工程のうち主要な部分を行っております。 (告示第5条第3号に該当)

43,000以上の寄附でもらえる
  • 常温
  • 冷蔵
  • 冷凍
  • 定期便
  • ギフト包装
  • のし
容量
・コップLサイズ(Φ75×H130mm)×2個

【木のコップについて】
・本来の用途以外に使用しないでください。
・薄い板を巻いて作っている繊細な商品ですので、落とす、ぶつける、強く握るなどの衝撃を与えないでください。変形や破損、ケガの原因になります。
・熱湯を注ぐのは変形の原因になりますのでおやめください。
・火や熱源のそばに置かないでください。
・オーブン・オーブントースター、電子レンジ、食器洗浄機・乾燥機のご使用はお控えください。
・塗装剥がれやキズの原因となりますので、たわしやクレンザーのご使用はお控えください。
・洗浄の際は、水またはぬるま湯、台所用中性洗剤をご使用ください。
・長時間のつけ置きはおやめください。
・木材は乾燥や湿気で伸縮しますので、直射日光があたるところや乾燥した部屋に長時間置くことはお控えください。
・商品の特性上、乾燥による収縮でひび割れが発生することがあります。長期間使用しない際は乾燥を防ぐため、水で洗うなどのメンテナンスをお願いいたします。
・ウレタンまたは漆の匂いが気になる場合は、ぬるま湯か薄い中性洗剤で洗い、直射日光の当たらない風通しの良いところで乾かしてからご使用ください。
・1つとして同じ木目はございません。見た目が違っても不良品ではなく、製品の持つ個性ですので楽しんでお使いください。
・とても柔らかい杉の手触りや温かさをお楽しみください。                                           

【コップの水漏れについて】
2019年(令和元年)、この『木のコップ』を初めて作りました。
日田杉を生かすために、また環境にも配慮してわずか0.3~0.5mm日田杉の薄板を斜めに巻いて作っております。
以前からある木をくり抜いて作る方法とは違い、側面と底は別々です。          
手作業でひとつひとつ非常に気をつけて作っておりますが、まれに水漏れする事がございます。これは木の伸縮によるものです。
木材ですので、乾燥する時期は縮み、湿気の多い時期は水分を含み大きくなります。
これは木材の特性で、良さでもあり欠点でもあります。
万が一、水漏れした時は『木のコップ』に水を入れ、さらに少し大きめの器にも水を入れ、一晩置いて頂くと水漏れはおさまります。
日々お使い頂く事が乾燥を防ぐためには一番よろしいのですが、どうしても水漏れがおさまらない時は、お手数ですが弊社までご連絡下さい。
今迄にない木目の美しさ、軽さ、口当たりの触感の良さなど木の味わいをどうぞお楽しみ下さい。 

工夫やこだわり

先ず「安全・安心」使う接着剤は近くの八女市に古くからある「ダイアックス」さんの協力のもと、防腐剤も入っていない安全な糊を使用しています。
ストローのコーティングには、熱にも強く、安全なコーティング剤を使用しています。
コップは水漏れが一番の問題で、かなり良くなりましたが、やはり木製ですので季節の乾燥した時期などで、使っているうちに漏れがありましたが、木のコップに水を入れ、一晩置くと水漏れは止まります。
これも木材特有の乾燥すれば「縮む」、水分を含めば「伸びる」、古くから桶、樽は使用する前に水を張って板に水分を与え漏れない様にして使う事が常識でした。
一所懸命に漏れない様に作りますが、もし漏れる事がありましたら、この方法「水を入れて一晩休ませる」ことをしてください。
それでも止まらない時は、お知らせください。
強度に関して、「木のストロー」はコーティングすることによって水分が浸みるのを防ぎ、強度も増し、大切にお使い頂けば、かなりの回数お使い頂けます。
「木のコップ」は暖かいものを入れても手で持つ事ができますが、さらに中空にする事により、高温のものでも持つ事ができ、冷たいものは温まりにくく、熱いものは冷めにくいです。
巻き方に創意工夫を重ね、「木のストロー」も「木のコップ」も0.15~0.5ミリの薄板を巻いて作ったとは思えない強度を持っております。

関わっている人

オール日田です。先ず、「日田杉」は地元の山林業、木材市場、運送屋の皆様です。
杉の木を製材するのは自社で、スライスは白石薄板さんとマルゲンさんです。
ストローにするのは自社で、コップにするのは木の蔵仙遊の石橋さんです。
始まりは、数年前より、市内の数名で「何か全く新しい商品を開発しよう」と木の蔵 仙遊の石橋さん達と取り組んでいたことからでした。

環境

始まりが、脱プラスチックです。海洋汚染からプラスチックストローを止めようと世界的な取り組みから出てきた商品です。
マイクロプラスチックは世界中に散乱していて、動植物から人が摂取しており、地元では九重山の樹氷の中からも見つかったと報道されました。
プラスチックの使い方を考えて行かなければならない時期に来ていることは間違いない事です。
また紙のストロー、コップもありますが、そもそも紙を作るのに多くのエネルギーと薬剤を使い、その廃液を河川に流すのに中和剤も大量に使用しています。
「木のストロー」の場合、0.15mmの薄板を使っているので、杉の角材(180×150×2000mm)からストロー(5×200mm)が、24,000個できます。
大径木(直径500mm位)だと、24,000×4=約96,000本できます。
現在、国内で使用されている原木のサイズは400mm以下の需要が多く、大径木はあまり使用されていないのが現状です。
全国で伐採期の大径木は非常に多くありますが、有効利用に悩んでいる状況です。
木の有効利用でストロー、コップを作ることで、脱プラスチックと地域課題を同時に解決します。

時期

「木のストロー」はいつでも発送できます。
「木のコップ」は職人さんが手作りで作り、仕上げまでやりますので2~3週間掛かる時もあります。

お礼の品に対する想い

非常に環境にやさしく、またオール日田産の「日田産の杉を使い、全て日田の人が関わって作った日本で初めての『日田杉製薄板を巻いて出来たストロー・コップ』です。
少しでも、脱プラスチック、マイクロチップを無くすことで、子孫に負担を残さないことに繋げたいと思います。

ふるさと納税でやりたいことや生まれた変化

ふるさと納税で、木の見た目の良さ、木目の柔らかさ、薄い良さや、木の触感、口当たり、飲み易さをお楽しみください。
日田の山並みの美しさ、きれいな川を想い浮かべ、またそこに住む人々のことも想いながらお使い頂けたらと思っております。

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