沖縄県 那覇市 (おきなわけん   なはし)

久米仙ブラック古酒【35度・43度】セット

今回のお礼の品は、「久米仙ブラック古酒【35度・43度】セット」です。 沖縄を代表する泡盛酒造メーカー「久米仙酒造」が作る古酒で、度数の違いによる風味をお楽しみいただけます。 [醸造地:那覇市] ※20歳未満の飲酒は法律で禁止されています。 【お礼の品・配送に関するお問合せ】 久米仙酒造株式会社 0120-38-3133

14,000以上の寄附でもらえる
  • 常温
  • 冷蔵
  • 冷凍
  • 定期便
  • ギフト包装
  • のし
容量
・ブラック古酒35度 720ml ・ブラック古酒43度 720ml

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那覇の町なかで親しまれ続ける久米仙酒造

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泡盛といえば、全国的に最も知られた銘柄の一つが、「久米仙」ではないでしょうか。2021年で創業69年目を迎える久米仙酒造は、1日におよそ一升瓶4200本分もの泡盛を製造する県内有数の大規模なメーカーです。

それほど多くの量を作っているのなら、きっと製造地は郊外に違いない…、と思いきや、実はメインの工場があるのは那覇市街地。商店や住宅が集まる賑やかな場所に大きな工場を構え、周囲に漂うお米や麹の香り含め、町の人々に長年親しまれています。

受賞歴を持つ2つの古酒「久米仙ブラック」

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久米仙酒造では約20種類もの泡盛が製造されていますが、今回返礼品としてお届けするのはそのうちの2種類、「久米仙ブラック古酒」の35度と43度です。

左の35度は、フルーティーで甘い香りが特徴で、トロッとしたまろやかな口当たりは、泡盛初心者にも飲みやすい古酒です。まずはストレートかロックで古酒の風味を感じ、2杯目からは水やお湯などで割るのがおすすめです。

右の43度は原酒に近い古酒です。どっしりとした甘みや強いコクを感じるために、まずはストレートで少しずつ飲んでみてください。強すぎると感じたら、少しの加水もおすすめ。ワイングラスに注ぎ、少量の常温の水を加えることで、バニラのような香りが開きます。

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古酒とは、3年以上熟成させた泡盛のこと。もともと度数の高い泡盛は「ものを溶かす」効果が高いため、原材料の米の旨味がたっぷり溶け込んでいます。それをさらに熟成させることで、より旨味が溶け込み、味わいはまろやかに、香りは甘く変化するのです。

久米仙酒造には多くの樽があり、ブラックもこの中で3年間しっかりと貯蔵し、熟成。香りや味のバランスがよく完成度が高いと評され、35度は「東京ウイスキー&スピリッツコンペティション2020」で金賞、43度は「2019年全国酒類コンクール・泡盛部門」の第1位特賞の受賞歴を誇ります。

久米仙酒造の先駆的な挑戦

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このように、味も香りも全く異なる個性豊かな泡盛を作り続ける久米仙酒造。泡盛業界において新たな試みに次々と挑み続ける、いわば「泡盛界のベンチャー企業」でした。

久米仙酒造がほかのメーカーに先駆けて行ったことの一つが、泡盛を樽貯蔵したことでした。この手法を始めた平成初頭、世の中は高級ウイスキーがブーム。その流れをいち早く泡盛作りにも取り入れ、バーボンのような濃厚な風味に仕上げるべく樽貯蔵をはじめたところ、大ヒットとなりました。その後は「泡盛珈琲」や「シークワーサーサワー、完熟たんかんサワーの素」などのリキュール類も次々に開発し、近年消費量が減り、元気を失いつつある泡盛業界に一石を投じ続けています。

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久米仙酒造では新しい商品の開発と並行して、情報発信にも積極的に取り組んでいます。その一つが、オフィシャルサイトの充実。専任の担当者を数名置き、通販はもちろん泡盛の飲み方や、食事との組み合わせ方などの発信にも注力し、泡盛離れが進むといわれる若い世代へもアプローチしています。

ちなみに泡盛をソーダで割った「泡ボール」なら、飲みやすいうえに洋食にも合うそうです。沖縄では人気の飲み方なので、ぜひ試してみてはいかがでしょう?

伝統的な泡盛づくりを真摯に踏襲

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新しいチャレンジを続ける一方、泡盛の伝統的な造り方にはしっかりとこだわります。その一つが、泡盛の最大の味の決め手である麹へのこだわり。良い麹を作るには良い蒸米を作る必要があり、それに適した水分量の調整が欠かせません。

水分量を適切に保つため、毎日原料と蒸米、麹の水分量を計測。蔵人がその日の状態に合わせ、浸漬時間や水分散布量、蒸気量を調整し、より良い麹づくりを目指します。

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出来上がった麹を生かすために、その後の工程にも細心の注意を払います。発酵温度、蒸留温度の調整はもちろん、貯蔵時の温度、湿度調整に至るまで、しっかりと作業をマニュアル化。適切かつ安全なお酒造りができる仕組みを整備しました。

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チャレンジを続ける泡盛メーカーの心意気

今回の取材でお話を伺った代表取締役の比嘉洋一さんによると、久米仙酒造が創業した頃は戦争の影響もあり、泡盛文化が途絶えかけたそうです。「しかし弊社は『一歩進んだ泡盛造り』をモットーに新しいことに挑戦し続けた結ことで発展でき、また多くの先達の力で、この素晴らしい文化が継承されました」。

伝統を大切にしながら、泡盛の新しい可能性を求めて邁進する久米仙酒造。今回ご紹介した6種類の泡盛を通して、その心意気をたっぷり感じてください。

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沖縄支部(沖縄県那覇市担当) / 仲濵 淳(なかはま じゅん)

生まれも育ちも埼玉県。東京でテレビ制作会社、出版・イベント会社へ勤務するかたわら、海ナシ県で育ったせいか海への憧れが以上に強く沖縄病に罹患。沖縄の観光系企業への転職を機に13年前に移住し、Webマガジン、情報誌の編集を経て、フリーランスに。うちなーんちゅの夫と娘とともに、海がかろうじて見える那覇に住んでいます。

那覇市はなんでも揃う便利な町ですが、久米仙酒造のような老舗メーカーやお店も多く、住んでいても飽きません。

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