兵庫県 西脇市 (ひょうごけん   にしわきし)

醸し人九平次 純米大吟醸 「黒田庄に生まれて、」720ml~西脇市産山田錦使用日本酒~(10-13)

~最良の原料を求めて、山田錦の名産地西脇市に蔵人が移り住み、自らお米を育てている萬乗醸造の「醸し人九平次」シリーズ。~ 愛知県名古屋市・萬乗醸造さんが造り出す「醸し人九平次」シリーズ。西脇市黒田庄町の田んぼで、スタッフ自らの手で栽培した山田錦を100%使用。ラベルには、田んぼの場所を示す緯度と経度の数字が刻まれています。 柑橘の香りが強く、酸も特徴的に出ていて、ミネラリティ。10度ほどの温度で楽しむと、その実力が最も感じられそう。ワイングラスでどうぞ。 ※20歳未満の飲酒は法律で禁止されています。

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容量
「醸し人九平次 純米大吟醸 黒田庄に生まれて、」(720ml)1本 ※お酒を開封する際、栓が飛ぶ場合がありますので、ご注意ください。

「醸し人九平次」は、2010年から西脇市黒田庄町で、スタッフ自ら山田錦を育てており、その西脇市との関係性ゆえに、本来、限定流通品を、特別にふるさと納税返礼品として組込む事が、出来ております。

黒田庄に生まれて、

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日本酒の原料は、当たり前の事ですがお米です。品種と原料のポテンシャルが違えば、最終的に出来上がる品の香り・味は違ってきます。どんなに技術が進歩しようと、人間の手で変えられない物があります。それは原料の特徴・個性。そして何より天候を人の手と技術で凌駕することはできません。
私たちの酒造りは、お米を育てるところから始まっています。それは、お米の収穫量を求めた稲作ではありません。一粒一粒が充実した重いお米を目指した稲作なのです。
だからこそ、「黒田庄に生まれて、」は香り・味わいの密度が違います。それは、お米のエネルギーの違いともいえます。

TASTING NOTE

香りは濃醇。スワリングする前から熟した果実が前面に出ています。メロン、洋ナシ、ライチ、もぎたてのフレッシュな印象です。スワリングすると白い花やホワイトペッパーのようなスパイスなニュアンスなど、奥底に隠れていた繊細な部分が顔をのぞかせます。口にするのを待ちきれません。

アタックは滑らか。口全体に味わいが広がりスッと余韻へ。余韻は非常に長い。
香りが濃醇なため、旨味が全面にでるのかと思いきや、旨味のあとに直ぐに心地良く繊細な苦みへと続きます。旨味、苦みを酸が下支えすることでバランスが非常に取れています。

通常の山田錦EAU DU DÉSIRとの違いはお米の取れた区画・栽培スタイルのみですが、味わいはかなり異なり米の重要性を体感させられます。山田錦EAU DU DÉSIRはフレンドリーで馴染みやすい印象に対してこちらはエレガント、気品を感じます。お酒単体でなく、是非お料理と合わせてお楽しみください。

山田錦の産地「西脇市黒田庄町」に移住しお米を育てる

兵庫県・西脇市黒田庄町は、山田錦の育成条件が揃う数少ない地域の一つです。
山田錦は、数ある酒米の品種の中でも、私たちの求める理想を具現化してくれるポテンシャルのある品種です。
エレガントの中に、気品と優しさを与えてくれ、良き熟成を生み出します。

お米には原産地があります。それは気候・土質などが異なり、黒田庄は、日照時間・降水量・気温推移・寒暖差などから最適地となっています。ここで育てられた山田錦は、お米、一粒、一粒が重くなり、日本酒にストラクチャーと複雑味と多種な香りを生み出します。だからこそ、私たちは蔵のある愛知県・名古屋から離れた黒田庄の地で、お米を育ててきたのです。

黒田庄で、農を変える。

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米を育て出した当初は、どんな米を生み出せば良いのか、判りませんでした。「自分の手で育てたい」という強い思いはありましたが、実際どんな方向性のお米を、どうやって栽培したらいいか、まったく判らなかったのです。今思えば恥ずかしい限りです。
「そもそも米ってなんだ?」「米と言う植物は、どこから来たんだ?」「ルーツは?」「歴史は?」「日本の米に対するアイデンティティは?」「日本人にとって、お米の存在理由は?」
原点に立ち帰させられました。お米の起源に、さかのぼり見つめ直す事から始まりました。だからこそ、今の当たり前を、当たり前と思わずにメスを入れられた。今では「米に新しい光を当ててやることが、できている。」そういう自負が芽生えてきています。

黒田庄で、蔵を建てる。

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2010年より、西脇市黒田庄町で山田錦の栽培を始めました。毎年、山田錦を育てている内に、この黒田庄で米を育て、そのまま、この地でSAKEまで醸したいという気持ちが募るようになります。「21世紀の日本酒のあるべき姿」の一つとして、「田と蔵の直結」を目指し、黒田庄町の田の中に新しい蔵を持つこと。私たちの新しいトライが始まりです。このアクションの先に、日本酒の新たな価値を創造し、「日本蔵の新しい姿」と、その「中味」、そして「価値観」を、皆様にお届けできるものと考えています。私たち日本酒屋が田を自ら耕すことで、米の価値、田圃の価値、米農業そのものの存在感を高め、皆様にSAKEを通してお米のアイデンティティをお届けできればと考えています。

熟した果実味と、気品・優しさ・懐かしさを求めて。

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「醸し人九平次」は、人がナーバスに感じる苦味や渋味、そして酸味をあえて大切にしています。テクニックに依存せず醸された日本酒には「多種な香り」と「五味」が宿り、それらが調和して、ナチュラルで立体的な飲み物へと形づくられていくのです。
中でも「酸」は、人間に例えるなら「背骨」です。背筋の伸びた姿勢良き姿は、美しいものです。「様々な表情を見せる香り」と「美しいエレガントな酸」がKUHEIJIのすべての品に、根底の軸となって貫かれています。
「熟した果実味と、気品・優しさ・懐かしさ」
それは素材に敬意を払い、人間が過度にテクニカルな手を入れない先に、存在します。置き換えると、それは、ナチュラル。それは人が普遍と感じる部分の具現なのです。

会社理念

会社理念

光琳・若冲などは、「文化を描いていた気持ちがあったのでしょうか?」違う筈です。
文化ではなく、その時の世間・民を、ただただ、ヒタスラに「すごい! 美しい! 」と、魅了させたい。驚かせたい。そして「新たな表現方法はないか?」と、思い悩んだと、造り手の端くれとして推測しております。その「革新」の凄さは、21世紀の今も普遍な輝きを放ち、釘づけにされます。数千年の歴史の中で日本酒の造り手も同じ気持ちだったと思うのです。そうでなければ、現代に残って来なかった筈だと思うのです。受け継がれて来たのは、その時々の、今に安住せず、新たな輝きを求めて、変り続けた証なのです。
先人達の歴史の足跡の上に弊社は、存在しております。彼らに敬意を払い、今を生きる弊社に出来る事。それは、皆さんにとって、より大きな喜びと幸をめざし、時代の必然に目を背けず、皆様の声に耳をすまし、ただただ真摯に、中味の更なる魅力を求めた、革新の先にしか道はなきと、考えております。
実は皆さんのジャッジの連続から今が生まれています。皆さんは時代の見張り番です。厳しさと温かいサポートをお願いし、簡単ですが、ご挨拶を〆括らせて頂きます。

久野 九平治

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