山口県 宇部市 (やまぐちけん   うべし)

赤間石 宗派共通片手念珠(日蓮宗以外) [女性用 8mm珠] [13種類] 【赤間石 念珠 お念珠 片手念珠 手作り念珠 宗派共通片手念珠 房 宗教 数珠 和風 手作り文房四宝 伝統工芸 日本製 山口県 無形文化財 日本工芸会 日枝玉峯 坑内掘り】

吉田松陰先生が愛用し、萩市の松陰神社では御神体である赤間硯。硯に適した部分しか採石しない坑内掘りで現在も採石しています。硯に加工できる良材を珠状に加工し、片手念珠にいたします。房(正絹頭房)のカラーをお選びいただいてからの製作になりますので、少々お時間が掛かりますが、唯一無二のお念珠です。

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容量
・赤間石 宗派共通片手念珠(日蓮宗以外)  ・女性用 8㎜珠で制作 ・色は13種類[白色、薄緑、ローズピンク、ピンク、地味カラシ、銀ねず、茶色、黒色、若竹、藤色、紫色、濃エンジ、鉄紺]

採石から販売まで

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日枝玉峯堂は三代目 玉峯と長男 陽一の二人の作り手がおり、採石から製作、販売までを一貫して、責任を持って行っております。初代は採石を専門としており、その技術を継いでいる当店の原石は、質が良いことで定評があります。原石は工房より約2㎞離れた山の頂上付近で「明治口」と呼ばれ、明治時代に採石が始まった坑道で、現在は斜度20度位で、約30m入って採石しております。採石は年に2回程度、採石していない期間の坑道内は地下水が充満し、原石は水没しているため外気に触れることができず、風化が進みません。採石時にはポンプで水を抜いて、坑内に入り採石しています。また硯の鋒鋩(硯面の凹凸)を立てるための泥砥石(商品に付属)も自ら採石し、使用しております。ぜひ受け継がれた技術で制作された、本物の赤間硯の磨り味をご堪能ください。

赤間石は生き物!?

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硯石は急激な乾燥で細かいひび割れを起こしてしまうほど、デリケートなものです。これはノミで彫っている時の人間の手の熱でも、細かいひび割れを起こすほどです。したがって、工房での保管は、湿気が多少ある切断機横で、直射日光による急激な乾燥が起こらないように毛布を掛けて保管します。製作工程として切断、平面取りは機械を使いますが、すべて水を掛けながらの作業となります。毛布で保管していた原石の表面は安定し、落ち着いているのですが、切断機や研磨盤の作業により、新たな面が出てしまうと、すぐに乾燥しようと動きだします。したがって、ノミで彫る作業中が硯石にとっては最も過酷な時間であり、作り手は短時間で仕上げることを余儀なくされます。昔から硯職人は「上手く彫ることは当たり前で、仕事が早いほど良い」とされてきました。彫りのあとは、砥石や耐水ペーパーで水磨ぎをし、硯面を泥砥石で目立て(鋒鋩立て)を行った後、縁や側面、裏面を漆で仕上げ(拭き漆だと5層)で完成です。漆で仕上げるのは、風化止めと艶出しのためです。

※その他の返礼品

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