沖縄県 久米島町 (おきなわけん   くめじまちょう)

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長い年月を久米島で生きたリュウキュウマツの証をやちむんへ。 暗緑色から放たれる黄金色の風合い。 沖縄県久米島の町木でもあるリュウキュウマツ。 長きに渡り、久米島の自然を豊かにしてきた松ですが、数年前から松くい虫の被害に遭い、焼却処分されています。 その松の跡形を何とか利活用できないかと釉薬に用いて仕上げた器です。 久米島の大地とそこに息づく生命のかけらを是非手に取って感じてください。

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容量
久米島松灰 マグカップ 1個  寸法:高さ約8.5cm、直径約9cm

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■久米島松灰の釉薬ができるまで■

数年前から松くい虫の被害に遭い、枯れ始めた県内のリュウキュウマツの木々。
久米島でも2022年頃から一気に島中へ広がり、紅葉しているかのように山並みが茶色く染まりました。
松は人が行けない山奥にもあり、全ての伐採は難しく、現在も被害が広がっています。

『やちむん土炎房』の宇江城さんは、茶色に染まった島の山並みに胸を痛め、「被害に遭ったマツをカタチに残したい!」と強く思い、試行錯誤を繰り返して伐採後のマツの焼却灰を釉薬(上薬)に活用することに成功。

まず、町が焼却処分したマツを許可を得て入手し、その木炭を再度燃やして灰の状態へ。

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その灰を3カ月程の時間をかけ、水にさらしてアクを取り除き、オリジナルの釉薬に。

2022年11月から実験を始め、翌年2月に初めての窯出しを行い、4月の3度目の窯出しで久米島松灰のやちむんが完成しました。

■釉薬■

釉薬(ゆうやく、またはうわぐすり)とは、陶磁器の表面にかけるガラス質のコーティングのことです。
焼き物に美しい光沢を与えたり、防水性・強度を高めたりするために使われます。

釉薬は、さまざまな天然鉱物を粉砕・精製して調合し、化学反応を利用して焼成中にガラス化させます。
素材によって、出来上がりの色が変わります。

■久米島松灰の魅力■

久米島のリュウキュウマツの焼却灰から作られた釉薬を、宇江城さんは久米島松灰と命名しました。
黄金色の風合いを出す深みのあるその色合いは、見る角度や光の加減で深い山の緑や久米島の青にも見えます。

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一本の木から採れる灰はほんのひとつまみ程度。
自然からの贈り物を大切に、ひとつひとつ丁寧に仕上げています。

久米島の自然が遺した最後のひとかけら。
長い年月を久米島で生きた松があなたに届きますように。

『やちむん土炎房』

久米島で生まれ育った陶芸家・宇江城 昌順さんは、独学で20年以上作品をつくり続けてきました。
最近は、地域の環境問題にも取り組んだ創作活動を行っています。

徹底して地元の材料にこだわり、土も100%久米島のものを使っています。
久米島には、60種類以上の土が存在しているのですが、これほど土の種類が多い島は珍しく、専門家が調査に訪れる程。

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独自のブレンドで4~5種類の土を使い、試行錯誤した結果、陶器にあうブレンド、シーサーづくりに適したブレンドなど、オリジナルの配分で調合。

東洋一の美しさともうたわれる「ハテの浜」。
その雄大な景色を一望できる小高い丘に建つ赤瓦の工房。

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ギャラリーを併設した工房では、やちむんの体験も可能です。

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久米島の豊かな土壌を活かし、1つの作品に1ヶ月程の時間をかけ、絶景の中で丁寧に作られた世界に一つだけの陶器の数々。

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久米島のやちむんの温もりを手に取って感じてください。

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※ひとつひとつ手作業でつくられるため、形や大きさ、模様や発色などが多少異なる場合があります。
 手作り作品の魅力ですので、ご理解のほど何卒宜しくお願い致します。
※掲載画像はイメージです。
※個体差があることをご理解・ご了承の上、ご寄付・お申込みくださいますようお願いいたします。

提供元:やちむん土炎房

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