岩手県 平泉町 (いわてけん   ひらいずみちょう)

秀衡塗 丸盆 30㎝ 柏紋

秀衡紋様を色漆を使った翁知屋独自の柏紋様が描かれた普段使いのお盆です。 料理の器としてもお使いになれます。

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容量
サイズ:直径30㎝×高さ2.3㎝ 重量 :364g 木材 :朴 技法 :花塗り

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秀衡塗とは

秀衡塗は岩手県平泉町周辺で作られている漆器です。
平安時代末期、陸奥の国・平泉で100年の栄華を極めた奥州藤原氏。
その最盛期、第3代 藤原秀衡が京より職人を招来し、岩手県特産の漆と金をふんだんに使い、器を造らせたのが起源とされています。
堅牢な本堅地下地を用い、加飾は「古代秀衡椀」を基本とし製作しています。
菱形と短冊形に切った金箔を源氏雲の上に組み合わせ装飾した紋様は【有職菱紋】とよばれ、
隙間には、【子孫繁栄・豊作】の願いを込めた縁起の良い草花が、自由でのびのびとした漆絵で描かれているのが特徴で、素朴ながら華麗な味わいを見せます。

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柏紋とは

大きく柔軟性のある柏の葉は、かつて調理器具や食器として古代人に用いられてきました。
やがて柏の葉は古代より神の供物を盛るための器として用いられるようになり、現在の宮中行事でも「神様に捧げる食器」として柏の葉が用いられています。

また、春の新芽が出るまで葉を落とさないことから「代が途切れない、家が続く」として公家、武家に愛されたといいます。

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職人の想い

古代秀衡椀を見るたびに思うことは、
その時代その時代の、【人々の願いと、職人の遊び心】が融合し、具現化した器だと感じます

日常使うだけなら、黒や朱の無地の器で十分なはずです

しかし、華やかな金箔紋様と、素朴なデザインの草花に子孫繁栄の願いを込めたうるし絵を、
どうしても入れたい!と願った、当時の人々と職人の気持ちが、今、秀衡塗の特にオーダー創作品を
製作するたびに、とてもよく理解できます。

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自分の願いや思いを、デザインや模様に託し、生みだされる器には、
他にマネのない唯一無二の器が完成し、手に渡された時、深い愛着がうまれます。

どんなに時代が経ても、人々が秀衡塗を魅力的に見える理由がここにあると感じ、
各時代の職人の表現力と技術力に負けないように、私も更なるチャレンジを続けています
                             翁知屋店主 佐々木優弥

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