北海道 旭川市 (ほっかいどう   あさひかわし)

3.3kg!大雪さんろく笹豚肉5種セット_00036

旭川市近郊のまち一帯を囲むように連なる大雪山(だいせつざん)の山々。そのふもとに群生するクマザサを肥育飼料に加え、大雪山からの伏流水とともに育てた旭川発のブランド豚「大雪さんろく笹豚」は、臭みが少なく、豚肉本来のうま味が引き立つ味わいが魅力。健康に育ったビタミン・ミネラル豊富な笹豚肉5種をさまざまな調理方法で楽しめる、贅沢なセットです。 株式会社大雪山麓社 1998年に弁当仕出し店「ランチハウス39(サンキュー)」をオープン。主に旅行関係会社への弁当製造・販売をするなかで、とある注文をきっかけに旭川発のブランド豚「大雪さんろく笹豚」をプロデュース。「笹豚塩チャーシュー」や「笹味噌造り」など、笹豚を使用したオリジナル商品を展開し、地元産のおいしい豚肉のさまざまな楽しみ方を提案しています。

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容量
笹豚ロース200g×5、肩ロース100g×5、しゃぶしゃぶ用300g、バラスライス500g、挽肉1kg 

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大雪山の恵みをうけるまち・北海道旭川市

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北海道のほぼ中央に位置する旭川市は札幌市に次ぐ「第2の都市」と呼ばれ、都市機能がありながらも四季折々の豊かな自然を肌で感じられるまち。また、全国でも有数の農業地帯として知られており、近郊のまち一帯をぐるりと囲むように連なる大雪山からの伏流水で育つお米や、多くの野菜が作られています。そんな旭川市に、実は養豚の歴史があることはご存知でしょうか。

明治時代から続く、養豚の歴史

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そのはじまりは、記録が残っているとされる明治24年頃。屯田兵村(とんでんへいそん・屯田兵によって形成された集落のこと)では畑作の傍ら養豚が行われていました。その数年後には酒造会社の製造過程で出る大量の酒精粕を豚の飼料としたことが功を奏し、人口や豚肉需要の増加も相まって市内で豚を飼う人が増えたのだそうです。

道内各地に先駆けて本州の先進地から優秀な種豚を導入したことも旭川の特徴。かつては道内最大の飼育頭数を誇り、高品質で健康な豚肉生産の土台を築いたとされています。市場価格低迷の影響により養豚家の数は全盛期と比べて減ってはいるものの、現在も飼料や飼養方法などの研究を重ね、高品質な豚肉生産に取り組んでいます。

「大雪さんろく笹豚」で、食事を楽しく

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そんな品質のよい豚が育つ旭川市から、大雪山麓社(だいせつさんろくしゃ)と地元の養豚家の連携により生み出されたブランド豚「大雪さんろく笹豚」をお届けします。ロース、肩ロース、しゃぶしゃぶ用、バラスライス、挽肉など、個性豊かな豚肉5種が詰め合わせられたセットは、大切な家族との毎日の食事時間をより一層楽しいものにしてくれるはず。そのおいしさを探るべく、魅力に迫ります。

全てのはじまりは、お弁当仕出し店

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「大雪さんろく笹豚」の魅力についてお話を聞かせてくれたのは、株式会社大雪山麓社の代表、藤井 泰樹(ふじい やすき)さん。旭川出身の藤井さんは、もともとサラリーマンとして建築関係の営業をしていましたが、ひょんなことからお弁当仕出し店「ランチハウス39(サンキュー)」をオープンすることになりました。

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目の前のことに必死に取り組み続けてきたお店に転機が訪れたのは今から16年前のこと。ある時、旅行関係の会社から「ご当地の食材を集めたお弁当を」とのオーダーが入ります。当時は「地産地消」という言葉がまだ耳なじみのない頃。「メイドイン旭川」の食材を探して市内の農場や食品工場を巡った際、一つだけ手に入らなかったもの、それが「旭川産の豚肉」でした。

旭川から「オリジナル豚」を発信

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養豚の歴史がありながら、なぜ?と不思議に思うかもしれませんが、これには当時の流通状況が関係していました。旭川で育った豚がスーパーに並ぶ時には「北海道産」として販売され、どこの地域で誰が生産しているのかが見えにくくなっていたのです。同じ頃、紹介された地元の養豚家が育てた豚肉を食べ、そのおいしさに心動かされた藤井さん。「こんなにおいしいお肉があることを、地元の人にももっと知ってもらいたい!」と養豚家さんと連携し、旭川産の「大雪さんろく笹豚」を生み出すに至ったのです。

クマザサをブレンドした独自の飼料を開発

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「笹豚」が育つための飼料には、「クマザサ」と呼ばれる笹がブレンドされています。旭川近郊に群生するこの「笹」は、60〜120年もの間枯れずにいるほど生命力が強く、冬の寒さや思い積雪に耐える抵抗力と繁殖力を持ち合わせた優れもの。薬理作用として抗ストレス、抗疲労が認められており、臨床的な観点からも疲労回復や口臭・体臭を除去する効果が報告されています。

古来から生薬や漢方として用いられ、ビタミン、ミネラル、カルシウムなどがたっぷりと含まれているのもクマザサの特徴であり、大きな魅力の一つ。人手によって刈り取られた笹は、隣町上川町の加工場に運ばれ、高温で蒸した後、粉末へと加工されます。

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「実は笹豚ができる前に、当社では『熊笹茶』を販売していました。クマザサ自体人間の体によいものだから、『人間の臓器に一番近い』とされる豚に与えるとよいのでは?と飼料に配合してみたところ、食いつきのよい健康な豚に育ったんです」と藤井さんは語ってくれました。

笹豚を飼育するのは地元で養豚業を営む「有限会社イートン」さん。アメリカやヨーロッパでの研修視察などをきっかけに栄養学の勉強に励み、「自家配合」という飼育方法を取り入れ、トウモロコシと大豆にミネラルを配合するだけのシンプルな飼料を開発。これにより、豚本来の能力を引き出すことが可能となっているのです。

臭みが少ない、良質な豚肉を実現

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藤井さんや養豚家さんの想い、そして大雪山の伏流水とバランスよく配合された飼料によって育てられた結果、「大雪さんろく笹豚」は臭みの少ない肉質のよい豚肉へと仕上がりました。パサつかずしっとりとした食感もあり、特にしゃぶしゃぶにすることでより一層脂のうま味と甘みを感じられます。「女性のお客さま、年配の方も好んで購入してくれています」とのことで、どなたでも食べやすいお肉であることは嬉しいポイントですね。

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「健康な豚肉」を、求める人へ届けたい

「北海道大雪山のふもとから、個性豊かな農産物や加工品をつくりたい」。そんな大雪山麓社の志は現在も変わることなく、笹豚を用いたオリジナル商品の開発にも力を注いでいます。「大雪さんろく笹豚は『健康な豚を食べたい。楽しみたい。』と思ってもらえる方にぜひ食べていただきたいですね」と藤井さん。数々のお話から、「ご縁と繋がりを大切にし、目の前のこと一つ一つに打ち込むことで見えてくるものがある」。そう教えられたような気がしました。自然豊かな北の大地で育った全国的にも珍しい笹豚肉を、生まれた背景を味わいながらぜひお楽しみください。

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北海道支部(北海道旭川市担当) / 髙橋 栞(たかはし しおり)

北海道旭川市在住。ごはんと自然をこよなく愛し、「自分で自分を満たす」をテーマに心地よいと思える暮らし方や生き方を模索&実践中。ライティングで大切にしていることは、「正直さと率直さを失わず、読み手に伝わるように事業者さまの魅力を表現すること」です。

自然と都市機能が共存する旭川市は、大雪の山々から流れる水で育つお米や野菜、この土地ならではの農業やものづくりが根付くまち。寒暖差激しい環境下で過ごす日々のなかに、絶景がたくさんあります。

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